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落日に散る!―『義経』vol.25「義仲最期」

とうとう、この時が来てしまいましたね。少々暑苦しい演技には苦笑もしましたが、やはり、これが最期…と思うと、感慨深いものもあります。

……が!!! 何でこのクライマックスを番組のど真ん中に持ってくるかな??? 
そんなに、義仲殿の死に様を視聴者の記憶に残したくないわけ? 
この扱いはどう見たって「義仲最期」<「義経と常盤の再会」
いっそタイトルも「母との再会」とでもしてくれれば、まだ許せるものを…(怒)。

元々、義仲話で3週も引っ張ること自体に無理があって、うまく整理して繋げば2話で十分収まる内容。
要は45分(正味は40分くらい?)の枠内での「起・承・転・結」の配置の問題で、以前にも指摘したことがありますが、このドラマでは「転」の部分で終わることが多いのですよね(特に目玉になるエピソードがある時に顕著)。

一気に「結」まで持って行けば、少々のアラは勢いで押し切ることもできるものを、一旦、ブチッと切られた形で一から再スタートとなると、気持ちが高まる前に早々とクライマックスを迎え、乗り切れないまま次の展開へと進む…の繰り返しで、せっかくの目玉もどうしても流れがちに…。

今回の場合でも、「義仲が討ちとられた!」という報告を聞いて、少し苦い思いに浸る義経…という感じで終わらせておいて、常盤との再会は、一ノ谷への出陣前夜ということで、次週の終盤に持って来た方が、もう少し盛り上がったのではないかと思います(それだと、静ちゃんの戦勝祈願の舞が霞むって?)。

では、華麗にスルーのお馴染みエピから
by kiratemari | 2005-06-29 20:01 | テレビ | Trackback(1) | Comments(6)

教経が…

大河『義経』に能登守 教経 が登場するか否かで、様々な噂が乱れ飛んでおりましたが、残念ながら… 出ない で確定のようです < 能登殿ー(;_;)/~~~

昨日発売されたばかりの後編の解説本で、教経の役どころを代行する方々を確認。
     屋島  … 資盛
     壇ノ浦 … 知盛

意外という気もしなくはありませんが、これで、「殿下乗合」事件以外に、大した見せ場のない 資盛 がここまで存在した意味も、ようやくわかったわけで…(汗)。
でも、ここまでやるなら、いっそ、八艘飛びも資盛に代行させればよいのに…(投げやり…)
知盛さんには、義経を追い掛け回すよりも、最後まで悠然と構えていていただきたいものですし…。

※この解説本はネタバレ満載で、これ以外にも、まだまだ、呆れる珍設定の数々には、もはやツッコむ気力も…(まず、読まない方が賢明かと…)

私考・教経を出せないわけ
by kiratemari | 2005-06-26 21:50 | テレビ | Trackback(1) | Comments(4)

決断の時!―『義経』vol.24「動乱の都」

今回は「義仲スペシャル」の巻…でしたが、その前に一言。
いい加減 法住寺殿ほうじゅうじでん と読むのはやめろー!!!

もう既に、あちこちで指摘されていて、いくらなんでも、制作陣の耳にも入っているものと思っていたのですが、未だもって、一向に改める気配がないのは、実は「裸の王様」状態ってことですか?

念のため説明しておきますと、いわゆる院御所の呼称などに関しては「殿」=「どの」、つまり「ほうじゅうじどの」と読むのが正解。他にも、「白河殿」=「しらかわどの」、「鳥羽殿」=「とばどの」など。

こういった呼称が混同される原因となっているのが、「紫宸殿」「清涼殿」「弘徽殿」などの読み方ではないかと思われます。
こちらの場合は、「個々の殿舎」=「建物そのもの」を指すので、それぞれ「ししんでん」「せいりょうでん」「こきでん」で正解なのですが、問題の「法住寺殿」は、「院御所」という広い領域全体を指すものですので、まるで別物。それを区別して、古来より「どの」と呼ばせてきた経緯を見れば、公共の電波にのせるからには、「読み方ぐらいどっちでもいいだろう」ではなく、正確な情報をきちんと発信するのが 義務 と考えますが…。

前置きはこれくらいにして、いざ本題へ (過去最高の長文カモ?)
by kiratemari | 2005-06-22 19:34 | テレビ | Trackback(2) | Comments(4)

来年の大河のキャスト

NHKが来年の大河ドラマ『功名が辻』の主要キャストを発表。《 こちらを参照

今回もまた、大挙発表と相なった模様ですが、果たして、こんなに一度に明らかにする必要ってあるのでしょうかね。
昨年の今頃も、まあ、豪華キャストだのなんのって、大騒ぎしておりましたが、実際に放映が始まってみると… (-_-;)
期待が大きかった分、特に平家一門の扱いなどは失望も大きく、正直言って、「あの時点で発表するほどのものだったか?」と激しく疑問を感じております。

あまりにも、前倒しで発表されすぎると、勝手な想像が膨らみ過ぎて、放送開始前に、既に、もう全部見てしまったような気にもなったりして、また、実際に始まったものが、その想像と大きく離れていればいるほど、また、不満も湧き上がってくるわけで…。
むしろ、放送直前までわからない方が、余計な先入観を持たずに見られてよいのでは?という気もしますね。

とりあえず、来年分に関しては、ざっと見た感じ、今年に比べるとかなり地味めながら、堅実な陣容という印象でしょうか。
しかし、豊臣秀吉は発表しておいて、織田信長・明智光秀・徳川家康の公表を引っ張る意味不明さ…。
とりわけ、信長については、妻や妹、秀吉・勝家などのキャストを見るに、いったいどういう年齢層の俳優さんが来るのか??? 全く検討もつきませんよ。

いちおう、キャスト表をコピペ
by kiratemari | 2005-06-20 22:24 | テレビ | Trackback | Comments(4)

BAGEL & BAGEL

c0057946_1657983.jpg昼前に、梅田(大阪駅周辺のいわゆる「キタ」と呼ばれるショッピング街)へ出かけ、丁度、お昼にかかったので 『BAGEL & BAGEL』 へ。

首都圏を中心によく知られるお店のようですが、大阪ではこの春にオープンしたここが、初のカフェスタイルの店舗だとか。私自身、今日で三度目の来店になります。

基本的に、ショッピングなどは一人で行動するため(かなり行動範囲が広いので、友人と一緒だと気を遣いますし)、そういう時のランチには、カウンターのあるカフェを利用することが多いですね。ここも、外の通りを見下ろせるカウンターがあり、また、そこそこクッションのきいた大き目の座りやすいイスなのも、リピートしている理由の一つ。

とはいえ、飲み物と合わせると、そこそこいい値段になるので、そうそう通えるものでもないですが…。

ちなみに、場所は阪急梅田駅下の阪急三番街北館1階。東宝系の映画館・三番街シネマ前の通りを挟んで少し北寄りの向かい側になります。

で、本日のメニューは?
by kiratemari | 2005-06-19 17:08 | グルメ | Trackback | Comments(2)

スッキリした?

昨日のブログの模様替えに続き、今日はリアル自室を大掃除!
というのも、本日、新しいエアコンを設置!と相なりまして…。

これまでは窓型のものを使用していたのですが、動作音と振動があまりにも凄すぎて、とても、就寝時につけて眠れる代物ではなくて…。
一度、あまりに暑いので、切タイマーをかけて寝ようとしたら、タイマーが切れるまで全く眠れず、以来、少しだけ窓を開けて、後は、扇風機を夜通し回し続ける…ということをしていたのですが…、昨年から、ちょいとご近所で夜中に騒音を巻き起こす困った住民が現れ、おちおち窓を開けてもいられない状況に…。

このままでは不眠症に追い込まれるかも…との危機感(これは真面目な話です)から、一大決心でようやく導入を決めたのですが、その取り付けに辺り、部屋の大掃除までしないといけない羽目になり、結局、これが朝から晩までかかる大仕事に…。

どうも、何かと物を溜め込みやすい性質のようで、隅のほうに押し込んでいたダンボール箱から、出てくる出てくる、不用品が大量に… (^_^;)

とりあえず、即決で廃棄処分となったものが大きなゴミ袋2つ分。残りもボチボチ始末しなくては…と思うものの、どうせ途中で面倒になって、後はそのまま…。で、また新たなゴミ予備軍を仕入れて来て…。いえいえ、いい加減、この悪循環からも脱さなくては!

「もったいない」も、もちろん大事ですが、使わないもので実際に有効利用できそうなものとなると、あんまりなかったりするのが実情。やはり、どこかで自分なりに踏ん切りをつけて、「捨て上手」にもならないといけませんね。
by kiratemari | 2005-06-18 22:02 | つれづれ | Trackback | Comments(6)

模様替え

梅雨に入って(その割に今日も真夏のような陽射し…)、未だに桜というのは、さすがに季節はずれもいい所だろうと、大慌てでスキンを変更。
ついでに、本サイト「きらめきの刹那」の方で、いつも背景画像をお借りしている素材サイト「十五夜」さんのイラストに、手頃なものがあったので、当ブログのロゴ画像にはめ込んでみました。
気分屋なので、また、そのうち替えるかもしれませんが…。
by kiratemari | 2005-06-17 19:19 | つれづれ | Trackback | Comments(2)

敵か?味方か? 身内論争 ―『義経』vol.23「九郎と義仲」

もう今さらツッコんでも仕方のないことですが、またまた、唐突にうつぼが出没…。
いくら、近江が京に近いとはいえ、木曽の軍勢の真っ只中を突っ切ってくる無謀さ…の割りに、すっきり爽やかにご登場してくれましたね(^_^;) もういっそ、今からでも、実は凄腕の女忍者だったとかいう設定にでもしてくれませんこと?

そのうつぼがもたらした平家都落ちの噂。
法皇様出奔で半狂乱の宗盛…、激しすぎます! どんどんイメージが離れて行く~(/_;)
次いで、もう存在すら忘れかけられていた徳子さんが、ようやくの再登場となりましたが、既に養和元年(1181)11月25日に院号宣下があったことを受けて「建礼門院」の称が加えられています(ドラマではもちろん華麗にスル~♪)。

そして、今回は何と言っても幼い皇子様方が一挙に初登場!
が、待望の安徳天皇…のはずが、たたずまいも目つきも、何だかコワイ~。天皇の近寄りがたい威厳といえばそれまでですが、数え年6歳とはいえ、満年齢に置き換えると、せいぜい4歳半位ですからね。もう少し無邪気な方がドラマ的にもウケが良いような気が…。お声は聞けなかったので何とも言えないものの、壇ノ浦のクライマックスがちょっと心配…(-_-;)

ところで、平家都落ちといえば、これにまつわるエピソードも虚実取り混ぜて数多くありますが…、まあ、やるわけないですよね(もう諦めの境地…)。
忠度・経正なんぞは最初から期待してませんが、維盛の妻子もとうとう出て来ずじまい(涙)。
畠山重能らに帰国の許しを与える所も名シーンの一つですが、今の宗盛さんでは「汝等が魂は皆東国にこそあるらんに、ぬけがらばかり西国へ召し具すべき様なし…」なんて泣かせるセリフが出てくるはずもなし…(首に縄をつけてでも連れて行くか、即刻斬首でしょう)。

が、そんなことより、もっとビックリさせられたのは、池殿 頼盛 さんのUターンまでスルー。この後、頼朝に会いに鎌倉まで下向するというのに、これも端折るのか!? と唖然としましたが、次週の あらすじ によれば、またまた、無理やりに義経と絡ませての登場となるようです(Uターンではなく、初めから同行しなかったという設定なのだろうか?)。

さて、福原に立ち寄っての優雅な管絃。(ドラマ上の)平家公達総出の合奏に、改めて人の少なさが目に染みます (;_:)
琵琶奏者の方のように、ここは専門家にエキストラ参加してもらって(敦盛もどき…とか)、宗盛や知盛辺りは桟敷席でどっしりと構えておいてもらいたかったですね。そうすれば、この後の知盛の「我らは既に武門ではなかったのじゃ」うんぬんのセリフも、もっと説得力が出たような気もいたします(笙を奏していたアンタが言うか?と思いましたもの)。

◇ 今週のクローズ・アップは?
by kiratemari | 2005-06-15 19:12 | テレビ | Trackback(2) | Comments(5)

義経と郷姫 ― 悲恋柚香菊 河越御前物語

c0057946_19235798.jpg先日「親知らず」を抜かれて、体調が悪いとまではいかないものの、気分がちょっぴりブルーなこの週末は、外出も控えて自宅でのんびりモード。ちょうど良い折だと思い、未読のままにしていた本を読むことにしました。

義経と郷姫(さとひめ)
  ―悲恋柚香菊(ゆうがぎく)河越御前物語 (篠綾子 著)

一ヶ月ほど前に本屋さんの店頭で見かけて、この手の本はまず文庫化はなさそうなのと、この著者の作品は以前にも読んでいて、それなりに好印象を持っていたのとで購入を即断。
タイトルからして、今年の大河に合わせての便乗なのはミエミエですが(笑)、可哀想なほどに歴史上では影が薄く、大河の方でも、まず、大した扱いはされないと断言もできる(涙) 義経の正妻―郷姫―が主人公と、この意外な着目点に興味をそそられたのでした。

以下 ネタバレもあり(?)の感想など
by kiratemari | 2005-06-12 19:52 | 書籍 | Trackback | Comments(3)

都落ちへの序曲―『義経』vol.22「宿命の上洛」

今週は鎌倉組がお休みで、その出向組の義経主従、義仲組、京(平家一門)の三元中継(?)でドラマが進行。とはいえ、義経は実質、近江国に足止め状態ですから、このタイトルはどうも看板違い。しかも、義経が義仲の上洛をアシストした(?)とも取れる、その無理やりな展開には、もはや言葉もありませぬ(そこまで義経に絡まさないといけないわけ?)。

今回はまず、半分近い時間を割いた「鎧騒動」から行きましょうか。
これは、宮尾さんの原作にあるオリジナルエピソードらしく、未読のため詳細はわからないものの、「平家嫡流の交代を決定付ける…」ためのものなのでしょう。
ただ、原作と違い、これまでに、当時の一門内の複雑な人間関係について、踏み込んだ描き方をしていなかったために、例によって、上っ面だけのものになっていたのは残念な所。

そもそも、疑わしきを片っ端から斬殺していたのなら(ドラマの中では)、わざわざお徳婆なんぞと取引をして、朱雀の翁の手をわずらわせなくとも、ゆすりたかりの連中の始末ぐらい簡単にできそうなものですし(宗盛に頼まなくても、知盛か時忠で済む話)、このエピソード自体が、2時間ドラマなどでよく見かけるような話で、少々チープな感じもしました(これは原作批判になる?)。
それにしても、義仲が戦利品として押収した鎧とこれとは別物なのでしょうね。あんなに喜んでいて、すぐに手放すわけがないし…(笑)。そこら辺も説明不足でよくわかりませんでした。

さて「嫡流」うんぬんの話は、これまでに源氏の側でも何度も出てきているので、またか…と思われる向きもあるかもしれませんが、当時の価値観で行けば、これは最重要課題ですから、少しばかりお付き合いを。

平家の場合、清盛重盛維盛 と続くはずの流れが、重盛の早すぎた死により、若輩の維盛ではなく、弟の宗盛に移るのは、まあ仕方のないことながら、だからといって、これが、必ずしも 宗盛清宗 の継承を保証するものではないのですよね。
宗盛の亡き後には、再び元の流れ(維盛)に戻ることもあれば、さらに弟の知盛・重衡に移ることもある…。要はタイミング(年齢的な面など)と、一門内での支持をいかに取り付けるかにかかっており、この段階では、維盛もまだ完全に嫡流レースから脱落し切っていたわけでもなく、清宗・知盛らと共に、有力な後継候補の一人であることに変わりありませんでした。

顧みれば、富士川の合戦で維盛を大将に据えたのも、微妙な立場に置かれる孫を思っての清盛の配慮の一端で、これで武功を上げてくれれば、嫡流に押し戻してやれる…との考えがあってのことだったようにも思われます。ゆえに、その期待を見事に裏切る結果に、言葉に尽きせぬ怒りも抱いたのではないでしょうか。
そして、宗盛もまた、父清盛のそんな心情に察するものがあり、それがために、維盛に対する複雑な感情も生まれ、平家相伝の鎧とあれば「何としても手に入れたい!」と異常なまでの執着を見せる…ということもあり得たかもしれません(創作話ですから、あくまでも「心情的に」ですが)。

ところで、ドラマではなさぬ仲の維盛のために奔走している経子さんですが、原作本では、維盛というより、実子の清経(重盛の三男)に「平家正嫡の証を引き継がせたい」がために…となっているとのこと。もちろん、その方が納得ですよね。
「重盛殿の形見だから…」と泣いて懇願されても、この夫婦の2ショットシーンが皆無だったため、そこに夫婦愛や絆をイメージしにくく、肝心の維盛との母子関係もイマイチ曖昧…とくると、彼女の必死さも空回りするばかりで、何だか痛々しく感じました。

せめて、重盛存命中に、今回の知盛&明子夫妻のような寄り添うシーンでもあれば、随分印象も違ったでしょうし、もし、これが平家側の肝になるエピソードとの位置づけであったのなら、このクライマックスに向けてのきちんとした伏線を、もっと早い段階から張りめぐらせておくべきだったようにも思います。

お次は《義仲上洛への道》
by kiratemari | 2005-06-08 19:58 | テレビ | Trackback(1) | Comments(4)

「きらめきの刹那」 別館  花や史跡の探訪記録や源平&時代物ドラマ話など何でもござれの雑記帳


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