梅宮大社の花菖蒲
洛西の地にある梅宮大社。
その由緒は遠く奈良時代にまで遡り、聖武天皇の妃光明皇后の母県犬養三千代により橘氏一門の氏神として山城国相楽郡井出庄(現在の綴喜群井出町)に創建されましたが、その後、平安京遷都に伴い、橘氏出身の嵯峨天皇の皇后橘嘉智子(檀林皇后)によって現在の地に移されたとのことです。
酒解神(さけとけのかみ=大山祇神)と酒解子神(さけとけこのかみ=木花咲耶姫命)を主神とする酒造の神をまつる神社であり(楼門の上に酒樽がずらっと)、また、檀林皇后がこの社の神威により懐妊し、安産で仁明天皇を儲けたことから、子授け・安産の神としても知られているようです。
こちらの神苑にも四季折々の花が植えられていて、花菖蒲がちょうど見頃との情報を耳にしたものですから、先週末に早速訪ねてみることに…。
入口を入ってすぐの咲耶池(東神苑)。
中島には嘉永4年(1851年)の造営と伝わる「池中亭茶室」があり、この周りに菖蒲がまとまって植わっています。
この日の天気予報は雨になっていたのですが、蓋を開けてみれば、青空こそ見えなかったものの妙に良いお天気に… (^_^;)
ここしばらく続いている晴れ女モードがまたも威力を発揮した形ですが(汗)、しかし、強すぎる日差しのせいで少々花もお疲れ気味な上にせっかくの色もとんでしまい、写真撮影には少々アンラッキーだった面も… (-_-;)
こちらは北神苑の勾玉池の花菖蒲。
花の密集度ではこちらに軍配が上がりますね。
この日、一番の美人さんがこちら(笑)。
光をいっぱいに浴びて、「私を見て!」と言わんばかりに輝いていました (^_^;)
再び咲耶池へ。
菖蒲の他に名残りのツツジに、白い睡蓮の花も…。
神苑にはさらに紫陽花の花も結構咲いていたのですが、写真の数が多くなりすぎますので、動画と共に次の記事でお送りしたいと思います~♪
【このページの写真及び動画は平成20年6月8日に撮影したものです】
《メモ》
梅宮大社 【地図】
京都市右京区梅津フケノ川町30
電話…075-861-2730
拝観時間… 9:00~17:00
神苑入苑料…500円
by kiratemari
| 2008-06-10 23:14
| ├京都
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