『篤姫』vol.22「将軍の秘密」
ついに明かされる衝撃の真実!?
と思いきや…、
上様はウツケのフリに自己陶酔しているだけの
正真正銘のウツケ
だったと… (~_~;)
あれだけやたらめったら思わせぶりなレールを敷いておいて、いきなりあっさり全部暴露してしまったのにも唖然でしたが、何というか上様の論理がイマイチ噛み合ってないような…。
だってねえ、ああいう言い草はまず国のために必死に頑張ろうとして、でも周りからの圧力や何やらで悉く握りつぶされて、自分の無力さを嫌というほど思い知らされた挙句にようやく出て来るセリフだと思うのですよ。始めは正義感や希望に燃えて教師とか官僚とかになった人が、いつしか事なかれ主義に流され無気力化して行くみたいな…。
ところが、あの公方様は始めから何もしていないわけで…。
単純に阿部老中の有能さを買って、彼のやりたいようにやらせていたというのはまあアリでしょうし、その阿部が亡くなったことで「困った…」と漏らす所まではまだいいのですが、そこからの予知能力全開の大演説がね… (~_~;)
テレビもインターネットもない時代に、自身はウツケのフリをしているわけですから、通り一遍の報告以外は耳にしているとは思えず(瓦版で情報収集ってのはありましたけど)、その上「誰も信じておらぬ」そうですから、自分に代わって手足となって働いてくれる頼もしい側近の一人もいそうにない…では、机上の空論でも、あそこまで見通すには予知能力でも備わっていない限り無理な話だと…。
それこそ、お志賀の所に入り浸っていたのは実はそこに城外へ通じる秘密の抜け穴があって、風来坊の新さんよろしく(爆)、夜な夜な江戸の町へ出掛けて行っては、勝海舟や坂本龍馬といった先見の明を持った事情通と交流を深め、密かに情報収集に当たっていた…とか、それくらいのカラクリは仕込んでおいてもらわないと辻褄が合いませんよね。いや、いっそそこまでハッチャケてくれた方が面白いかも?
幕末の英雄・坂本龍馬のあの目覚しい働きは、他でもない家定様の遺志を継いだもので、その影で糸を引いていたのが何を隠そう我らの篤姫様でした!<チャンチャン
なんてファンタジー展開はいかがでしょう (^^ゞ
ちょいと話が逸れてしまいましたが(汗)、爪を隠した能ある名君(?)家定公が、仮に大政奉還やその後の明治政府の組織に似たビジョンを持っていたとしても、今後敵になるとも味方になるとも定かでない一大外様大名のスパイもどきに、売り言葉に買い言葉的な勢いで、あっさりと種明かしするのは少々短慮に過ぎるというもの。
まずは「困った、困った」と煙に巻いておいて、これから信頼の度合を深めるに従い徐々に心の内を明らかにして行くという段取りを踏んで欲しかった所ですね。
時間が足りないとは言わせませんよ (ーー;)
家定崩御までには少なくともあと数回は用意されているようですから、尺としては不足なし。
要はいらない場面を作らなきゃいいわけですから、今やすっかり蛇足の域を越えている尚五郎関係をバッサリ割愛すれば何の問題もなく捻出できますよね(爆)。
それとも、こんなに急いでカミングアウトしなきゃいけないほど、この後に立て込んだイベント事でもご用意してくれているのかしら (・・?
しかし、尚五郎さんもどこをどう間違って、こんな気持ちの悪いキャラになってしまったんでしょうね。いつかは変わると思い続けてまだコレですから、最後まで「篤姫様命!」で貫きそうな気配。
今後、倒幕運動に邁進するのも「篤姫様を救い出すため」なんて戯けたことを言い出したらどうしましょう… (-_-;)
これ以上マイナスイメージを植えつけないためにも、せめて薩摩のお殿様の代替わりまでは大人しく冬眠していて欲しい所ですが、次回はついに奥様より三行半を突きつけられるみたいですから、今度こそ脱「篤姫様」となるのか! (?_?)
と思いきや…、
上様はウツケのフリに自己陶酔しているだけの
正真正銘のウツケ
だったと… (~_~;)
あれだけやたらめったら思わせぶりなレールを敷いておいて、いきなりあっさり全部暴露してしまったのにも唖然でしたが、何というか上様の論理がイマイチ噛み合ってないような…。
だってねえ、ああいう言い草はまず国のために必死に頑張ろうとして、でも周りからの圧力や何やらで悉く握りつぶされて、自分の無力さを嫌というほど思い知らされた挙句にようやく出て来るセリフだと思うのですよ。始めは正義感や希望に燃えて教師とか官僚とかになった人が、いつしか事なかれ主義に流され無気力化して行くみたいな…。
ところが、あの公方様は始めから何もしていないわけで…。
単純に阿部老中の有能さを買って、彼のやりたいようにやらせていたというのはまあアリでしょうし、その阿部が亡くなったことで「困った…」と漏らす所まではまだいいのですが、そこからの予知能力全開の大演説がね… (~_~;)
テレビもインターネットもない時代に、自身はウツケのフリをしているわけですから、通り一遍の報告以外は耳にしているとは思えず(瓦版で情報収集ってのはありましたけど)、その上「誰も信じておらぬ」そうですから、自分に代わって手足となって働いてくれる頼もしい側近の一人もいそうにない…では、机上の空論でも、あそこまで見通すには予知能力でも備わっていない限り無理な話だと…。
それこそ、お志賀の所に入り浸っていたのは実はそこに城外へ通じる秘密の抜け穴があって、風来坊の新さんよろしく(爆)、夜な夜な江戸の町へ出掛けて行っては、勝海舟や坂本龍馬といった先見の明を持った事情通と交流を深め、密かに情報収集に当たっていた…とか、それくらいのカラクリは仕込んでおいてもらわないと辻褄が合いませんよね。いや、いっそそこまでハッチャケてくれた方が面白いかも?
幕末の英雄・坂本龍馬のあの目覚しい働きは、他でもない家定様の遺志を継いだもので、その影で糸を引いていたのが何を隠そう我らの篤姫様でした!<チャンチャン
なんてファンタジー展開はいかがでしょう (^^ゞ
ちょいと話が逸れてしまいましたが(汗)、爪を隠した能ある名君(?)家定公が、仮に大政奉還やその後の明治政府の組織に似たビジョンを持っていたとしても、今後敵になるとも味方になるとも定かでない一大外様大名のスパイもどきに、売り言葉に買い言葉的な勢いで、あっさりと種明かしするのは少々短慮に過ぎるというもの。
まずは「困った、困った」と煙に巻いておいて、これから信頼の度合を深めるに従い徐々に心の内を明らかにして行くという段取りを踏んで欲しかった所ですね。
時間が足りないとは言わせませんよ (ーー;)
家定崩御までには少なくともあと数回は用意されているようですから、尺としては不足なし。
要はいらない場面を作らなきゃいいわけですから、今やすっかり蛇足の域を越えている尚五郎関係をバッサリ割愛すれば何の問題もなく捻出できますよね(爆)。
それとも、こんなに急いでカミングアウトしなきゃいけないほど、この後に立て込んだイベント事でもご用意してくれているのかしら (・・?
しかし、尚五郎さんもどこをどう間違って、こんな気持ちの悪いキャラになってしまったんでしょうね。いつかは変わると思い続けてまだコレですから、最後まで「篤姫様命!」で貫きそうな気配。
今後、倒幕運動に邁進するのも「篤姫様を救い出すため」なんて戯けたことを言い出したらどうしましょう… (-_-;)
これ以上マイナスイメージを植えつけないためにも、せめて薩摩のお殿様の代替わりまでは大人しく冬眠していて欲しい所ですが、次回はついに奥様より三行半を突きつけられるみたいですから、今度こそ脱「篤姫様」となるのか! (?_?)
by kiratemari
| 2008-06-04 19:51
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