『篤姫』vol.16「波乱の花見」
結局、何が「波乱」だったのか?と思うほど淡々とした内容で、しかも最後は花より団子の例えの通り、全部せんべいに持って行かれるとは…(爆)。
何げに本寿院様が良い仕事をなさっていますね (^^)v
それにしても、宴の席での桜吹雪の激しかったこと!
風もないのに「はらはら…」などという風雅な趣を通り越して、文字通り「吹雪」のような盛大な散り方で…、あんな勢いで散り続けていたら半日もしない間に木は丸裸になってそう… (^_^;)
しかし、ああいう風にしないと、所詮はスタジオ内のセット。造花の桜ではモロに「作り物」って感じに見えてしまうのでしょうが、そうとしても、後から夜桜を愛でるシーンがあることを考えると、昼間はもう少し控え目に「ハラリ……、ハラリ……」ぐらいに留めておいて、夜のシーンで宴の後の侘しさを感じさせる意味合いも兼ねてサーッと吹き散らす…というようなメリハリが欲しかった所ですね。
とまあ、本編と関係のない所から突っ込んでしまいましたが、でもねえ、本編に目を向けるとその何倍も穴だらけでどこをどう突っ込めばよいのやら…(呆)。
試験勉強さながらに取ってつけたように急に『大日本史』の予習をさせて(あとの斉彬と英姫の和解に繋げるためとはいえこれは唐突すぎ)、そうやって準備万端で臨んだ水戸のご老公との対決も、先週の斉興&お由羅コンビに対した時ほどの痛快感もなければ、斉昭が無条件降伏する説得力もまるでなし…。ていうか、肝心の論戦部分は投げっぱなしでスルーだったような… (~_~;)
それにしても、毎度、慇懃無礼な態度でズケズケと物申して相手を不快にさせて、そこで急に平謝りしてみせると「面白い姫じゃ…」とあっさりと陥落…(お殿様と名のつく人は皆どこかMっ気があるという解釈?)。この黄金パターンでずっと最後まで突き抜けるつもりなんでしょうかね。
斉彬相手の頃はまだそう鼻につくことほどではありませんでしたけど、さすがに回を重ねて来ると、姫の成長うんぬん以前に、相手のレベルが低すぎるという印象の方が強くなるばかりで…。「烈公」と仇名された斉昭も単に「物分りの悪い頑固爺」に成り下がった挙句、ちょっとおだてられると手のひらを返したような好々爺にイメチェンですから、御都合主義と申しますか、この辺りはいつまでもウジウジで一貫している尚五郎とは対照的ですね (-_-;)
その尚五郎くんもお近さんに「喝!」を入れられてようやくお目覚めですか?
しかし、開眼するや即江戸行きって…、やることがないとただボヤキ続けていただけで願いが叶ってしまうのにはちと納得が行きませんね。せめて、性根を入れ替えて勤めに励みに励んで、その成果が認められての晴れの江戸行き…ぐらいの演出がないと…。
お近さんの「喝!」がもう一週早く入れば少しは違ったかもしれませんね。
あるいは、小松先生の延命措置が災いしたのかも?
もっとも、次回のあらすじを見る限りでは、喜ばしておいて実は引導を渡す(要は篤姫様を完全に諦めさせる)ための斉彬様の姑息(?)な策略の臭いがほの漂っているような気配もなきにしもあらずですので、額面どおりに受け取らない方が良いのかもしれませんが… (^_^;)
何げに本寿院様が良い仕事をなさっていますね (^^)v
それにしても、宴の席での桜吹雪の激しかったこと!
風もないのに「はらはら…」などという風雅な趣を通り越して、文字通り「吹雪」のような盛大な散り方で…、あんな勢いで散り続けていたら半日もしない間に木は丸裸になってそう… (^_^;)
しかし、ああいう風にしないと、所詮はスタジオ内のセット。造花の桜ではモロに「作り物」って感じに見えてしまうのでしょうが、そうとしても、後から夜桜を愛でるシーンがあることを考えると、昼間はもう少し控え目に「ハラリ……、ハラリ……」ぐらいに留めておいて、夜のシーンで宴の後の侘しさを感じさせる意味合いも兼ねてサーッと吹き散らす…というようなメリハリが欲しかった所ですね。
とまあ、本編と関係のない所から突っ込んでしまいましたが、でもねえ、本編に目を向けるとその何倍も穴だらけでどこをどう突っ込めばよいのやら…(呆)。
試験勉強さながらに取ってつけたように急に『大日本史』の予習をさせて(あとの斉彬と英姫の和解に繋げるためとはいえこれは唐突すぎ)、そうやって準備万端で臨んだ水戸のご老公との対決も、先週の斉興&お由羅コンビに対した時ほどの痛快感もなければ、斉昭が無条件降伏する説得力もまるでなし…。ていうか、肝心の論戦部分は投げっぱなしでスルーだったような… (~_~;)
それにしても、毎度、慇懃無礼な態度でズケズケと物申して相手を不快にさせて、そこで急に平謝りしてみせると「面白い姫じゃ…」とあっさりと陥落…(お殿様と名のつく人は皆どこかMっ気があるという解釈?)。この黄金パターンでずっと最後まで突き抜けるつもりなんでしょうかね。
斉彬相手の頃はまだそう鼻につくことほどではありませんでしたけど、さすがに回を重ねて来ると、姫の成長うんぬん以前に、相手のレベルが低すぎるという印象の方が強くなるばかりで…。「烈公」と仇名された斉昭も単に「物分りの悪い頑固爺」に成り下がった挙句、ちょっとおだてられると手のひらを返したような好々爺にイメチェンですから、御都合主義と申しますか、この辺りはいつまでもウジウジで一貫している尚五郎とは対照的ですね (-_-;)
その尚五郎くんもお近さんに「喝!」を入れられてようやくお目覚めですか?
しかし、開眼するや即江戸行きって…、やることがないとただボヤキ続けていただけで願いが叶ってしまうのにはちと納得が行きませんね。せめて、性根を入れ替えて勤めに励みに励んで、その成果が認められての晴れの江戸行き…ぐらいの演出がないと…。
お近さんの「喝!」がもう一週早く入れば少しは違ったかもしれませんね。
あるいは、小松先生の延命措置が災いしたのかも?
もっとも、次回のあらすじを見る限りでは、喜ばしておいて実は引導を渡す(要は篤姫様を完全に諦めさせる)ための斉彬様の姑息(?)な策略の臭いがほの漂っているような気配もなきにしもあらずですので、額面どおりに受け取らない方が良いのかもしれませんが… (^_^;)
by kiratemari
| 2008-04-22 20:43
| テレビ
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