醍醐寺伽藍の桜
京都の桜の中では早い部類に入る醍醐寺。
しかし、3月28日に訪れた時には三宝院内の枝垂れ桜などはともかく、参道からしてこの有り様で…。
伽藍内に入ってからも五重塔前、金堂脇、そして境内の一番奥にある林泉そばにそれぞれ1本ずつ見頃近しの木があるぐらい。正直な話、かなりガッカリの感が否めませんでした (-_-;)
塔にかかる枝先部分ぐらいしかまともに花が開いていなかったので、縦長アングルでしか撮れませんでした。
「醍醐の花見」の際に秀吉が発願し、その遺志を継いだ秀頼によって、紀州湯浅の満願寺の本堂を移築して再建された「金堂」(国宝)。
この日一番綺麗に咲いていたのがこの金堂脇の枝垂れ桜でした。
しかし、仮にも醍醐=桜といわれる名所が、本当にこの程度のものなのか…。
そんな疑問もあって、一週間後の5日土曜日に改めて再訪したところ、参道はこの通り…。
花をたわわにつけた枝が、さながらたなびく雲のように空を覆っていました。
そして、一番驚かされたのがこの清龍宮本殿脇の大きな枝垂れ桜。
境内の一番奥にあるため、ここまで上がって来ない参拝客もいますが、この付近にもいくらか桜が植わっています。
今回の二度の訪問で、花見はやはり何よりタイミングが一番だと改めて思いました。
それと同時に、大きく3つのエリアに分かれている醍醐寺では、それぞれ見る順番によっても印象がガラリと変わるということも…。
ということで、お次は醍醐寺の桜の大真打の登場!
3月28日分と4月5日分のレポが少々入り乱れることになりますが、話の流れから先に醍醐寺編を片付けてしまうことにします。
【このページの写真&動画は平成20年3月28日と4月5日に撮影したものです】
《メモ》
醍醐寺・伽藍 【地図】
京都市伏見区醍醐東大路町22
拝観料… 一般600円(三宝院・霊宝館とのセット券もあり)
拝観時間…9:00-17:00(受付は16:30まで)
by kiratemari
| 2008-04-07 18:50
| ├京都
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