醍醐三宝院の桜
小野・隨心院から歩いておよそ15分で醍醐寺総門へ。
広大な寺域を有する醍醐寺の中で、一番最初に目に入るのがこの三宝院です。
創建は平安時代に遡りますが、現在の三宝院は慶長3年(1598)に豊臣秀吉により再建されたもの。内部は国宝や重要文化財が目白押しですが、中でも「醍醐の花見」の際に秀吉自ら設計したと伝えられる庭園は桃山時代を代表するものとして、特別史跡・特別名勝に指定されています。
そのおかげで庭園と殿舎は撮影禁止と厳しい制限が設けられていて、ここでご紹介できないのは非常に残念なのですが… (-_-;)
庭園も殿舎内の障壁画なども本当に素晴らしいものでしたので、伽藍や霊宝館とは別料金で少々出費が嵩みますけれども、是非ともご照覧あれ!
さて、殿舎内の庭園は撮影禁止ですが、外の桜は大丈夫ですのでご紹介しておきますと…、
中々の枝振りで薄紅色の花が愛らしく…。
満開の桜がずらっと居並ぶ様は壮観の一言。
また、緋毛氈の敷かれたお茶席は、ありし日の「醍醐の花見」を彷彿とさせるようで…。
よりによってここで急に強い光が差し込んだため、桜の色が飛んでしまいました… (-_-;)
それにしても、これほど豪勢な咲きっぷりにも関わらず、一番奥まった所にあるので気づかないのか、お茶席の文字につい遠慮が出るのか、意外にここまで下りてくる人は少なかったように思います。別に何も注文しなくてもグルッと一回りはできますので、三宝院拝観の際は忘れずこれも見るべし!
【このページの写真&動画は平成20年3月28日に撮影したものです】
《メモ》
醍醐三宝院 【地図】
京都市伏見区醍醐東大路町22
拝観料… 一般600円(伽藍・霊宝館とのセット券もあり)
拝観時間…9:00-17:00(受付は16:30まで)
by kiratemari
| 2008-04-04 18:36
| ├京都
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