『篤姫』vol.8「お姫様教育」

舞台が鶴丸城へと移り、さぞかしあんなことやこんなこと(どんなことやねん?)で苦心惨憺な状態になるものと思っていたのですが…。
ちょいと余所見をしている間に見逃してしまったのでしょうか? (^_^;)



 
とにかくどこに「お姫様教育」なんてものがあったのやら???
勝手にお恥ずかしい振る舞いをして、勝手に「侮ってる!」と過剰反応して、勝手にヒステリーを起こして、勝手に塞ぎ込んで…。それで、最後はお手紙一本(先週の今週でも登場ですかい?)でたちまち復活!
これじゃあ回りの方が対処のしようもなくて大迷惑でしょう ('A`)

お城入り時点での鶴丸大奥(?)の主に当たるということで、老女広川については始めはもっと意地悪なキャラになるものと思っていたのですが、いざ蓋を開けて見れば、これがどうしてどうして、

いい人じゃありませんか!

まあ、お役目第一であくまでも事務的に於一に接しているにすぎない雰囲気も芬々ですが(汗)、しかし、分家とはいえ一応「姫」と名のつく者を迎え入れる心積もりでいた所に、「いったいどこの町娘?」としか思えないようなのがやって来て(気分は『マイ・フェア・レディー』ってか?)、それでも何とか馴染ませようと思いめぐらしていたのですから、むしろご同情申し上げたいぐらいで… (~_~;)

別にその昔の「耐えて!忍んで!」の『細腕繁盛記』的なものを求めているわけではありませんが、それにしても、あんな描き方では姫様の適正以前に於一の一般常識のなさがクローズアップされるだけで…。

最善は、姫としての品格や立ち居振る舞いをごく普通に身につけているのは当然のこととして、それでも「将軍家御台所」となるとまるで畑違いで、そのための修養に四苦八苦する…、そういう展開が望ましいと思うのですが、現状は於一の品性を落として全体のハードルを下げているような状態。見ていて痛々しい気すらします。何しろ、事を突き詰めれば、何でもお見通し(?)のお幸母上がきっちり躾けをしておかなかったのが一番悪いということになるのですから… (-_-;)

今後の幾島のしごきを鮮明にするためのいわば前座扱いでこういうヌルイ描写に留めたとしても、だったらこんな前座は抜きにさっさと本題に入って、文字通りの「お姫様教育」を徹底させればよかったのでは?

あと腑に落ちないと言えば、江戸で阿部老中に自分が薩摩に戻る頃には「万端整って」いるはずと請け合った斉彬が、それより後の帰国の途に京に立ち寄り、そこで初めて幾島の薩摩下向を段取りするというのは順番が違いやしないかと…。

よっぽど斉彬が於一のことを買い被っていて、大した教育の必要もなしと考えていたいう見方もできますが、しかし、「押しつぶされては…」とまで案じるほどの重大事なら、むしろ江戸出府の際に先に要請しておいて、斉彬の江戸滞在中に幾島が薩摩下向という方がその目的に合致したように思います。それだったら、斉彬の介在なしにいきなり於一と幾島が対面することになったのにも違和感がありませんし…。

ちなみに既に幕末編が完結して天璋院の出番も終了しているCSの『翔ぶが如く』では、幾島は薩摩へ下ることなく京で篤姫を迎え、そこから近衛家の姫らしく仕立てるために公家風の言葉や作法を指南するという形でした。今回の『篤姫』でも最後に地下の訛りを指摘するくだりがありましたが、はてさてこの幾島はどの言葉を指南することになるのでしょうね。
京のお公家言葉か江戸言葉か?

それにしても、気を抜くと訛りが出るのはよくあるパターンですが、緊張して訛りが強く出るというのはあんまり見かけないタイプではないかと…。でもまあ、これなら指南も何も、要は常にリラックスさせてあげれば済む話ですから、いたって簡単なことですよね (^_^;)
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by kiratemari | 2008-02-28 22:55 | テレビ | Trackback | Comments(2)
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Commented by 鹿苑 at 2008-02-29 19:50 x
 えー!? あれは本当に藩主一門の姫様なのでしょうか。あんな「姫」としてなってない町娘だか平成娘だかよくわからない娘に育ててしまった不始末を恥じ、化けの皮がはがれる前に自害したくなったのも解る、解るよ、菊本! と思ってしまいました。
 菊本の姫宛遺書。わざわざ登板を先送りするくらいだから、そこには(視聴者が)納得のいく自害の理由が書いてあるのかなぁ、とちょっぴり期待していたのですが、あんまりたいしたことは記してありませんでしたね。
Commented by 手鞠 at 2008-02-29 22:44 x
鹿苑さん、こんばんは~♪
あれで姫というのはさすがに無理ありすぎですよね。
「いったいこの子何歳?」と目を疑うほど精神年齢が低すぎる気が…(-_-;)
年もそう変わらないはずなのに、お近さんの方がきっと姫暮らしにもすんなり馴染めるだろうなと思いました。

菊本の遺書についても同意ですね。
わざわざ引っ張ったわりに、これまでに言っていたことの繰り返しなだけで…。
結局「女の道は一本道…」のセリフ頼みで、それを思い出させるための一駒にすぎなかったようですね(>_<)

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