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早春の尾張・三河の旅 vol.2 熱田神宮

 
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神宮参拝の前に一つ寄り道をば…。

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熱田神宮の西側に位置する「誓願寺」。
ここはその昔、熱田神宮の大宮司・藤原季範の別邸があったとされる場所で、源義朝の正室となった娘の由良御前がここで頼朝を生んだと伝えられています。

ただし、頼朝生誕の地には京と尾張の二つの説があり、宮仕えをしていた可能性も高い季範女ですから、実家に里帰りして出産というのももちろんありですが、どちらかといえば京の説の方がしっくりと来るようにも…。

なお、熱田神宮大宮司の職は、元は季範の母方・尾張氏世襲の職でしたが、祖父員職の代に外孫の季範に譲られて以後、藤原南家の世襲へと移ったとのことです。

※現在「誓願寺」は別の場所へ移転されていて、熱田神宮そばの旧所在地にはこの門構えが残るのみとなっています。


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ということで、いよいよ熱田神宮へ。
名古屋城に比べると雪は少なめでしたが、折からの陽気に木の枝に降り積もった雪がバサバサと溶け落ちて来て、あっちこっちで悲鳴が上がる一幕も…。雪や雨が上がったばかりの時には、たとえ降りそうになくても、傘持参が望ましいようです (^_^;)


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弘法大師お手植えと伝えられる「大楠」。



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熱田神宮の御神鶏。
奈良の鹿の如くあちこちで見かけられます (^_^;)



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熱田神宮の本殿。
銅葺きの屋根ではイマイチ雰囲気が… (-_-;)


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南天の実の赤さがひときわ目を引きます。



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凍てつく南神池。
亀石だけでなく本物の亀もいるそうなのですが、この凍り様ではさすがに冬眠中か?
その替りと言わんばかりに、鳥さんが亀の頭の上で日向ぼっこをしていました (^_^;)


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花は咲けども実はつかない「ならずの梅」。
こちらの紅梅は早咲き種のようで、綺麗に咲き揃っていました。



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ということで、他に樹齢300年を越える「太郎庵椿」もちょうど花の時期だったようなのですが、うっかり見逃してしまいました。要は熱田神宮よりも誓願寺の方が主目的だったと… (^_^;)






【このページの写真&動画は平成20年2月10日に撮影したものです】



《メモ》
  熱田神宮 〈地図〉
   名古屋市熱田区神宮一丁目1番1号
   宝物館拝観料…一般300円、子供150円、境内は自由
   拝観時間…9:00-16:30
by kiratemari | 2008-02-15 20:01 | ├中部 | Trackback | Comments(4)
Commented by さくら at 2008-02-21 12:28 x
>手鞠さんへ
こんにちは〜
御無沙汰してます。
ようやく風邪が落ちつてきたので、ネットを見る余裕も出てきたので、ようやくやって来ました〜
御無沙汰しているうちの美しいお写真の数々を堪能させていただきました。
雪の風景はどれも素敵ですね〜
こちらの熱田神宮は、草薙神剣ゆかりでとても興味のある神社さんだったので、お写真を拝見できて嬉しいです。
でも、一番は岩の上に佇む鳥さんのお写真です(^^;
寒いのかぷっくり羽をふくらしている姿が可愛くてたまりません。
「誓願寺」は知らないお寺さんだったので、そんなゆかりがあると初めて知りました。
門が閉まっているということは、中は一般公開されていなかったのでしょうか?
三つ葉葵がついているのは、やはり三河だからなのでしょうか(^^;
Commented by 手鞠 at 2008-02-21 19:22 x
さくらさん、こんばんは~♪
お風邪、落ち着かれたようで何よりです。
私も結構引きずっていまして(汗)、かなり楽にはなって来ているのですが、全快までにはあと一息といった所でしょうか。

亀石の上の鳥さんは、真冬の寒さに耐えられるようにしっかり栄養を蓄えていたのでしょうね(笑)。
元の画像では10倍ズームで撮ってもまだ小さくしか写っていなかったのですが、思いのほか手ブレもなく綺麗に撮れていたので、そこだけクローズアップしても十分見られる画像になりました。こういう時には画素数の高いカメラは助かりますね(*^.^*)

「誓願寺」は本文の中で書き忘れていましたが、お寺自体は別の場所へ移転してしまっていて、今はあの門構えが残るのみなんですよ。私もそうとは知らず、始めに車で通りがかった時にはお隣にそこそこ大きな金毘羅宮があったのでてっきりそれだとばかり思っていたのですが、実際に行ってみたら全然違っていて… (^_^;)
Commented by さくら at 2008-02-27 12:40 x
手鞠さんへ
こんにちは〜

>今はあの門構えが残るのみなんですよ。

そうだったのですかー
なんだか残念ですね…
でもお寺が移転しても、ここがその場所だよ!と門だけでも残して下さっていると、思いをはせることもできて有り難いですね。
Commented by 手鞠 at 2008-02-27 19:34 x
さくらさん、こんばんは~♪
そうと示すものがあるだけで十分なんですよね。
それが本物か後からでっち上げたものかどうかなんて、実はあんまり関係なかったりしまして… (^_^;)
何百年も経っていて当時の姿なんて残っていなくて当たり前なのに、それでも何とか跡をたどってみたくなってしまう…、そういう人間には石碑の一つでも残っていれば御の字と…。

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