法金剛院の蓮
これまで夏場の京都は敬遠して来たのですが、この所、すっかり花見にはまってしまっている身としましては「盛りの蓮を見ておかねば!」と一念発起。
せめて少しでも涼しいうちにと早朝から出張ってみました。
で、向かった先が洛西、JR花園駅近くの法金剛院。
毎年オン・シーズンには観蓮会が催される京都でも指折りの蓮の名所で、期間中は早朝7時(通常は9時)より、心行くまで蓮の花を楽しむことができます(但し今年の日程は7月7日~29日でしたので、現在は通常に戻っています)。
電車やバスの兼ね合いから現地に到着したのは7時半過ぎでしたが、いざ門をくぐってみると境内は予想していたより人が少なめ(カメラマンがずらーっと居並ぶ光景を想像していたもので…)。
それもそのはず、蓮池にはほとんど花が見えず… (~_~;)
本堂前に並んだ蓮鉢の方もちらほらという感じで、思わず拍子抜けしてしまいました。
元々は先日の桔梗めぐりの際に、観蓮とどちらにするかちょっと悩んだのですが、あの時はまだ早いと判断して桔梗を優先(天得院の公開が最終日でしたし)。その次の週は他の予定もあって来られず、梅雨明けが遅れていたこともあり、どうにかもつだろうと高を括っていたのですが、それは甘かった…(梅雨明けした途端、カンカン照りが続きましたからね)。
それでも、アップにすればそれなりに見られるものもあったので、一応載せておきますと…、
蓮は早朝開花すると昼には閉じてまた蕾に戻り、これを二日・三日と繰り返した後、四日目にはもはや再び閉じることなく散ってしまうそうで、この日見た多くはその四日目に当たる花だったのではないかと思います。
とはいえ、蕾もまだまだあちこちに見えましたし、一時に咲く花数は少なくても、もうしばらくは観蓮を楽しむこともできそうです。但し、上にも書きましたように、現在は9時からの通常拝観に戻っていますので、どうぞお間違えのないように。
ということで、法金剛院に関する記事は、もう1本別立てでお送りする予定ですので、今しばらくお待ちのほどを… m(__)m
【このページの写真は平成19年7月28日に撮影したものです】
by kiratemari
| 2007-08-01 19:38
| 関西探訪
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