藤森神社 - 第ニ紫陽花苑
藤森神社の由緒は平安遷都より遙か昔、およそ1800年前にも遡り、神功皇后が軍旗や武具をこの地に納めたのが始まりといわれます。
「菖蒲の節句」発祥の地としても知られ、「菖蒲」=「尚武」に通じることから、次第に男子の成長を祈る意味合いが強くなり、節句に武者人形を飾る風習もこの藤森神社が始まりだとか。何でも、武者人形には藤森の神が宿っているのだそうですよ。第二紫陽花苑の入口そばには、それにちなんだ「神鎧像」なる像も建っています。
(上の写真の右側が「神鎧像」。左側は本殿の前にある「金太郎像」)
また「菖蒲」=「勝負」から「勝運」のご利益に恵まれるとされ、毎年5月5日に行われる「藤森祭」に奉納される「駈馬神事」が馬の神事であることから、特に競馬関係の参拝者も多く、さらには、日本書紀の編者とされる舎人親王を祭神として祀っていることから「学問の神」としても信仰を集めているそうです。そりゃあ「学問」に「勝運」と来れば、受験も合格間違いなし!?
こちらはご神水「不二の水」
二つとないおいしい水だそうで、ペットボトルなどをいくも持参して汲んで行かれる方も。
その不二の水の傍らにある「藤森七福神」。
ということで、引き続き、第二紫陽花苑に参ると致しましょう。
第一紫陽花苑に入る際に300円を支払いますが、その時にいただいた入場券代わりの御札を第二紫陽花苑の入口で見せると、そのまま入場できます。
第一紫陽花苑と比べると、遅咲きのものが多いせいか、ややインパクトに欠けるようなところもありますが、全体的に柔らかな色合いでまとまっていて目にも優しく、しっとり落ち着いた風情が何とも心地良く…。
しかし、第一・第二合わせて、これだけ紫陽花を堪能しても、時刻はまだ10時前。
11時からの雅楽の奉納を見る手もありましたが、それまで「とても時間がもたない…」ということで今回はやむなく断念。
さらにお次の目的地へ向けて出立~♪ (^^;)
【このページの写真は平成19年6月17日に撮影したものです】
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by kiratemari
| 2007-06-22 20:04
| 関西探訪
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