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『功名が辻』vol.29「家康恐るべし」

今週は歴史パートも復活して、特に秀吉vs家康のお笑い(?)対決の辺りでは、ちょっと胸がときめいてしまいました(笑)。

いやー、しかし、それにしても…、ビックリしましたね。今まで何度もネタで出してた「どこでもドアー」をよもや現実に映像で見る日が来ようとは…(^_^;)

家康殿、あれって前○のまつ様のお古を譲り受けられたとか?
いやいや、元はうつぼのものだっけか?(爆)



 
お気づきでない方のために一応ご説明しておきますと、浜松城に織田家のアホぼんこと織田信雄が家康を訪ねたシーンでのこと。その最後に信雄のドアップが映ったかと思いきや、次の瞬間それは映画のスクリーン状態と化し、やがて襖の奥に消える(石川数正が襖を締めて)という大河的にはかなりシュールな演出。一瞬、何が起こったのか?とポカンとなってしまいした。

他にも徳川家家臣の「御意」の三分割映像とか、「正四位下左近衛権中将」「従三位参議」のセリフにかぶせて読み仮名付きのテロップが入ったり、とにかく今回は映像面でのネタ要素が満載でしたが、何だかやけに唐突で…、いったい全体どうしたっていうのでしょう?

まあ、専門用語的な難しい語句にテロップを入れるのは、時代の要請に応えるという意味で妥当なものとは思います。日本語は同音異義語も多いですし、漢字を見せることでイメージしやすくなる効果もありますからね。かくいう私も、石田三成のセリフの中で、武田の「遺臣」を最初「威信」と誤変換して「はあ?」となりましたから…(わかりやすく「浪人」ではダメだったのかしら?)。


それはさておき、今週のメインは、何といっても秀吉vs家康の世紀の対決!?
予想に反して(笑)なかなか見ごたえがありました。史実うんぬんは抜きにして、食えない狐と狸の化かし合い…、やっぱり大河はこうでないと!(その点からすれば、信長時代はよくも悪くも一人「お山の大将」の状態で、拮抗するライバルがいなかったために、あまり物語に厚みをもたせなれなかったとも言えそうですが…)。

山内一豊のような底辺の人間にスポットを当てるのも、確かに面白い試みとは思いますよ。
でも、史実をざっと追って行くだけで、放っておいても歴史物語としてかっこうのつく有名人物と違い、オリジナル部分の組み立て如何によって、ドラマの出来不出来も大きく違って来てしまいますからね。作劇的にもより高度なものを求められ、場合によっては、自分で自分の首を絞めることにもなりかねないわけで…。

今回にしても、久しぶりにまた千代が智将ぶりを発揮して、政治の大局的な動きを見通してみせる一方で、いつも通りのドジキャラもなお健在というギャップには、やはり違和感を覚えずにはいられませんでした。そもそも、既に竹中半兵衛は亡くなり、頼みの六平太も行方不明(まだ毛利に出向中?)にもかかわらず、いったいどこからどう情報を仕入れて来るのか?という謎もありますし…。

その意味では、千代を秀吉や寧々らと絡ませることだけで話を進めようとするのではなく、山内家の家来達や出入りの商人らの他愛もない噂話なども小耳に挟みながら、それらを総合的に分析して情勢を把握する…という形に持って行く方がより自然のような気がします。原作の千代がどうなのかは知りませんが(未だ未読なもので)、俗に賢妻(賢人)と呼ばれる人は、単に「頭が良い」というよりも、情報の収集&解析の能力に長けている…ということではないかと…(まあ、それが「賢い」ということですが)。

ところが、本編を見る限り、そういった過程の部分はほとんど描かれず、いきなり本題に入ってしまうものですから、どうしても「所詮は後の歴史を知っている人間が書いた話」という印象がつきまとうことになります(これは「甘いな~」の一氏や吉晴にも言えます)。また、それと似たような感覚で、よねが両親の口論を仲裁する所で少し気になったのが「ああ、これは大人が考えたセリフだな…」と。

まあ、目前に迫った退場をより盛り上げるために、あえてああいうことを言わせたのだとは思いますけど、子供のセリフとしては、少々大人びすぎているような印象も受けました。しかも、最後の城持ちになって千代と一豊のお子ちゃま夫婦が狂喜乱舞するシーンでは、その様子をにこやかに眺めているよねちゃんに、何だかすっかり親子の立場が逆転しているようにも感じられましたし…(汗)。

それにしても、この誰よりも大人なよね姫が間もなく画面から消えてしまう…。
これは、山内夫妻のみならず、視聴者にとっても痛恨の一事になるでしょうね (/_;)
8/6のXデーは、正直見るのがつらい…。


さてさて、気がつけば、初登場の秀次のことを全然書いていませんが(汗)、一豊以上のヘタれくんには今の所まるで興味はないので、いずれ関心が湧く時まで保留させていただくことに…(爆)。

ということで、次回は「そういやいたっけ?」の康豊の再登場に細川家のお玉さんとの急接近、さらに茶々&三成にも何やら動きが…!?
またまた不倫話に花を咲かせようってわけですね… (-_-;)
by kiratemari | 2006-07-26 19:04 | テレビ | Trackback(1) | Comments(4)
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Tracked from 「人生のテーマソング」 at 2006-07-26 20:06
タイトル : 第29回「家康恐るべし」/功名が辻
秀吉(柄本明)は自らの権威を誇示するため大坂城の建造に着手。茶々(永作博美)のための築城と見た寧々(浅野ゆう子)は千代(仲間由紀恵)に、茶々と同じ近江生まれとして近づき、様子を伝えるよう命ずる。すでに茶々から、秀吉を滅ぼすため生き残ったと明かされていた千代は板挟みとなる。同じ頃、千代は秀吉の甥にあたる秀次(成宮寛貴)と再会する。成長ぶりに喜ぶ千代だが、気負いばかり伝わる様子に不安も覚える。秀吉が次の標的とする東国では、家康(西田敏行)が粛々と領土を広げていた。秀吉は三成(中村橋之助)の言をいれ、家康...... more
Commented by えりか at 2006-07-26 21:00 x
 手鞠さん、今晩は♪

 ドラマと原作、あるいはドラマと史実の対比をする余裕がなく、大河感想をずっとさぼってしまっています。原作での千代は初めから賢妻なのですが、情報をどこから仕入れているのか、原作でもあまり書かれていませんでした。多分、女房や出入りの商人などから噂を聞き、自分なりに分析していたと思うのですが…。ちなみに原作でも、六平太はこの時期はまだ行方不明です。

 今週の狐と狸の化かし合いは、なかなか面白かったですよね。

 そして私も、千代と一豊が城持ちになって喜んでいる横でじっと二人を見ているよねちゃんをみて切なくなりました。一豊が長浜城をもらわなかったら、よねちゃんは死なずにすんだのですものね…。Xデーは8月6日ですか…。私も観るのが辛いですね。
Commented by 手鞠 at 2006-07-26 22:49 x
えりかさん、こんばんは~♪
私も一応習慣として書くには書いていますが、回を追うごとに手抜きが激しくなってきています(汗)。
毎回それなりに楽しんで(?)見てはいるのですけどね。ただ、あんまり記憶に残るものもなくて…。

原作でも千代のニュースソースははっきり書かれていないのですね。
でもまあ、始めからしっかり者の賢妻だったら、それでも別に気にならないのかも…。
要は原作と異なるオリジナル設定を再び原作に合わせようとする段階での齟齬、これに尽きますね。

残念ながらXデーは再来週だそうです。
なので次回は「最後の幸せな日々…」として描かれるようですが、それはそれで、また辛いでしょうね(涙)。
Commented by bluecat at 2006-07-27 08:43
手鞠さん、おはようございます♪
秀吉vs家康はなかなか見応えありましたけど、
ここでまた急に、家康に関しての千代の発言が、
正鵠を得ているのは良いとして、あまりにも唐突で不自然なのには
いつもながら驚き、あきれ・・・こればっか。。。
千代の賢妻ぶりの描き方、行き詰ってしまったようですね(>_<)
Commented by 手鞠 at 2006-07-27 13:07 x
bluecatさん、こんにちは~♪
千代の描き方、始めは可愛いドジ妻でもいいと思うのですよ。ただ、そこに執着するあまり、いつまでもお子ちゃま気質が抜けないところが…ね (^_^;)

今さらながら、浮気騒動やよねちゃん誕生ぐらいを境にドジキャラは一掃して、しっかり者の奥方に変身させてくれていれば…と思いますね。

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