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醍醐寺の桜(3)-三宝院・伽藍

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霊宝館の大枝垂れ桜を観た後では少々物足りなさもあるかもしれませんが、醍醐寺にはまだ他に「三宝院」と「伽藍」という大きな見所があります。

まずは「三宝院」から。
20日から日を置かずに22日にも再訪したのはそもそもこちらがお目当てでした。


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大玄関前の枝垂れ桜。
樹齢推定150年で豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」の際の桜の子孫とも。日本画家・奥村土牛の描く「醍醐」のモデルとなったことから「土牛の桜」とも呼ばれる木です。




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そして、こちらがその「土牛の桜」のクローン桜。
まだまだヒョロヒョロの木ですが、可愛い花をつけていました。


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お茶席になっている奥の憲深林苑。

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緋の毛氈と桜は好相性ですね。
観光客もまだそれほど多くなく、うららかな春の陽射しの下、どこかのんびりとした空気が流れていました。




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こちらでもメジロが数多く出没していましたが、逆光とあまりのすばしっこさにまともに撮れたのはこれ1枚のみでした (^_^;)



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憲深林苑の奥から望む大玄関前の枝垂れ桜。
やや逆光気味でしたが、表からと違い人の映り込みを気にせず撮れてここは中々良いポジションですよ。

ということで、桜だけでなくもちろん御殿及び庭園も拝観しましたが、そちらは例によって撮影禁止。なお、外からでも工事中なのが明らかな国宝の唐門に加え、御殿の内部でも庭園に面した純浄観などに足場が組まれていて、せっかくの美観が損なわれているところもあるので要注意です。


《三宝院の桜は PICASAウェブアルバム にも収録しています》





さて、お次は伽藍の方へ。
ここからは3/28(日)訪問分になります。あいにくの曇り空でしたので(拝観後には雨も降り出しました)、写真はイマイチですが… (-_-;)



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伽藍の中で最も早く咲き始めるのが金堂横のこの枝垂れ桜。



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ここではこうして桜越しに金堂を仰ぎ見るアングルがお気に入りです。




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そして、五重塔前の桜もこの日で七分咲きまで進んでいて、塔と絡めた写真も中々華やかなものになりました。惜しむらくはバックに青空があれば…。


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振り返れば清瀧宮本殿にかかる枝垂れ桜も見目麗しゅう…。



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曇天なのが却って桜色を引き立ててくれているようにも…。



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そして、奥の弁天堂の周辺も華やかに。



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満開まであと少しという雰囲気でしたし、この週末はちょうど見頃になっているのではないでしょうか。ただ、明日明後日と雨予報も出ていますので、花散らしの雨とならなければいいのですが…。




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最後に仁王門を内側から。



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この額縁は遠くから望遠で捉えるのがいいようです。すごそばまで寄るとチビの私では人の背中しか写らなくなりますから… (^^ゞ

今週末は恐らく醍醐の花見もピークに。
ここに限らずいずれの人通りも半端ではなくなることでしょうね (~_~;)


【このページの写真は平成22年3月22・28日に撮影したものです】



《メモ》
  醍醐寺 【地図】
   京都市伏見区醍醐東大路町22
   拝観料… 三宝院・伽藍・霊宝館 各 一般600円(ニ所・三所のセット券あり)
   拝観時間…9:00-17:00(受付は16:30まで)
by kiratemari | 2010-03-31 20:12 | ├京都 | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from ローカルニュースの旅 at 2010-08-29 10:35
タイトル : 国宝の五重塔内部、一般公開へ
世界遺産の醍醐寺の国宝・五重塔内部が、醍醐天皇の月命日にあたる8月29日、写経をした人を対象に公開される。中には「日本密教絵画の源流」とされる絵がある。中に立ち入ることはできないが、今後は毎月29日、扉の外から拝観できる。... more

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