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和歌山城の桜

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先月末から長らく続いた寒の戻りもようやく明け、桜の進行も一気にペースアップした感のある今日この頃。実は昨日、仕事をお休みしまして(3月の休日出勤の代休ということで)京都へ出掛けたのですが、汗ばむほどの暑さに早くも日射病になりそうでした (^_^;)

その京都桜レポもおいおいお送りして行くつもりですが、その前にまずは先週末4月4日のお出掛け分から片付けてしまいます。

この日はあいにくのお天気で高確率の雨予報。
当初は京都行きを考えていたのですが、雨の中での電車バスを乗り継いでの移動は少々つらいものがありますので、家人と一緒のドライブに変更。満開と伝えられていた和歌山へと向ったのでした。

お天気が悪いと言っても行楽シーズン真っ只中の休日に、例の高速道路の割引制度もありますので、渋滞を避ける意味もあって早出して午前8時半すぎに和歌山城到着。



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まだ雨は降っていなかったものの、今にも降り出しそうな空模様で、せめて一巡りして来る間はもってくれと祈る思いでスタート。


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和歌山城(現在のものは復元城です)は別名「虎伏山竹垣城」とも呼ばれ、その名の通り「虎が寝そべっている」ように見える「虎伏山」の頂上に立つお城。それにちなんで西の丸庭園の入口あたりの場所にこのような伏虎像が置かれています。



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東側の桃桜林はソメイヨシノが満開。
花の下は言わずもがな宴会会場になっており、朝早くからブルーシートを広げ場所取りに勤しむ方々が多数待機しておられました (^_^;)

しかし、雨が降ったらどうするのか…?
桜の天蓋では残念ながら雨避けにはなりませんし、中にはブルーシートの屋根を張っている組もありましたが、桜の木に紐を括りつけていたので木が傷つきそうでこれもちょっと考え物です。



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東南角の岡口門の辺り。
こうして見るとホント桜の海ですね。
青空だったらもっと映えたでしょうに… (-_-;)



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桜並木を横目に石畳をえっちら上って行くとようやく天守閣が。
せっかく桜とセットで撮れる好ポジションなのですが、白壁の黒ずみがちょっと残念 (>_<)


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本丸の入口の楠門。
これをくぐるとすぐにまた石段があり、そこから振り返ると中々絵になる景色がそこにありました。



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この絶妙な桜のしな垂れ具合は計算されたものなのでしょうか (?_?)

天守の内部はありがちな資料展示スペースになっており、最上階の三層は展望台。
乾櫓の向こうには紀ノ川、そして海が見えます。



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全く返す返すもお天気が… (-_-;)


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ところで、天守から見下ろしているとこんもりと生い茂った木々の上にポツポツと白い点が見え、何かと思えばこれが鷺の棲家。


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真下から見上げるとこんな感じで…。
こういうアングルで鷺を見るのは初めてだったものでちょっと驚きでした (^_^;)



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さて、本丸を後にしてお次は西の丸にある紅葉渓庭園へ。



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秋には鮮やかな紅葉で彩られるであろう瀟洒な庭園も、今は美しい新緑に包まれていました。



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池のそばにある鳶魚閣。
「とびうおかく」と読むのかと思ったら「えんぎょかく」だそうです (^^ゞ
ここもできれば錦秋の季節に再訪したいですね。



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こちらの桜並木の傍らには市民手植えの牡丹の花壇が連なり、桜が散った後のお楽しみもまだ続くようです。



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最後にこの所のお決まり(?)の鳥のショット。
こちらは大手門横の枝垂れ桜でしたが、早咲き種のせいか花は既に散りが激しく、すっかり淋しい姿になっていました。鳥さんも過ぎ行く春を惜しんでいるのかな?









ということで、花曇りの中での和歌山城散策。
最後まで雨がもってくれて助かった~と思いきや、最後の最後に青空が!



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もうちょっとゆっくり来ればよかった!と少し悔しい気もしましたが、でもまあ、まだ人の少ない時間帯にゆっくり見て回れたのでよしとしましょう。天守閣でも外へ出たら団体さんがスタンバイしていましたから、これとバッティングしなかっただけでも儲けものだったと… (^^ゞ



【このページの写真&動画は平成21年4月4日に撮影したものです】



《メモ》
  和歌山城 【地図】
   和歌山市一番丁3
   TEL : 073-426-3905
   入城料 : 一般400円、小中学生200円
   拝観時間 : 9:00-17:30(入城は17時まで)
   休 日 : 12/29~12/31
by kiratemari | 2009-04-08 22:51 | └和歌山 | Trackback | Comments(0)

「きらめきの刹那」 別館  花や史跡の探訪記録や源平&時代物ドラマ話など何でもござれの雑記帳


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