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陽春の淡路紀行vol.1-花さじき&植物館

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この3月28日から向こう2年間という制限付きながら、ETC利用の場合の休日の高速道路料金が大幅に値下げされますが、それに先がけて1週前倒しで明石海峡大橋の通行料が上限1000円の適用を受けられるようになるというので、三連休のド真ん中の21日に早速出かけてみました。



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まず最初に訪れたのが「あわじ花さじき」。
甲子園球場の4倍に相当するという約15haの斜面に作られた広大なお花畑です。
春のメインは菜の花で、対岸には明石海峡から南は和歌山方面まで大阪湾を一望の下にもできるのですが、あいにくと春霞で見通しはあまりきかず、肝心の菜の花もまだ少し早かったようです。


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それでも、角度を変えて見れば、青空と菜の花の黄色のコントラストもそこそこ楽しめ、まあまあ満足できたかな?(^^ゞ


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こちらの花の散歩道もアイスランドポピーがまだちらほら咲きで、ちょっと淋しげ…?



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遠くには放牧中の牛も見えました。
淡路島では純血統の但馬牛が本場よりも多く育てられていて、松坂牛や近江牛の素牛もここから巣立って行ったものが多いとか。しかも、神戸に出荷して神戸で商品化されると天下の「神戸牛」として市場に出回るそうで、日本三大和牛(神戸・松坂・近江)のルーツは実は淡路島にあったという… (^_^;)



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さて「あわじ花さじき」に続きまして、お次にやって参りましたのは兵庫県立淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物館」。

平成12年に開催された淡路花博「ジャパンフローラ2000」の際に建設されたもので、展示温室として延床面積6,700平方メートルは大阪の鶴見緑地にある「咲くやこの花館」(6,900平方メートル)に次いで日本第ニの規模だそうです。



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展示室1 「ブランツギャラリー」
乾燥地に生きるサボテンなどの多肉植物とオブジェとで構成されたモダンなドライガーデンで、特に目を引くのは樹齢300年以上と推測される大木のアロエ・デイコトマ(写真の手前側の木)。



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こちらの真ん丸の大サボテンは「金鯱」。



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展示室2 は「トロピカルガーデン」
優美なランの花が咲く南国ムード満点のゾーンです。


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こちらはフィリピン原産のヒスイカズラ(翡翠蔓)。
何げに青いバナナのよう? (^_^;)



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展示室3 は「花と緑のある暮らし」
一転して今度は和テイストのお庭です。
たぶん外国人も多く訪れることを意識して作られたのでしょうね。
オーソドックスな和ではなくネオジャパネスク風。
季節柄、桜や雛人形もあしらわれていました。


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展示室4 は「癒しの庭」
植物が持つ癒しの効用を様々な形で実験的に展示するゾーンだそうで、モダンアート風のオブジェがあちこちに配され、これはオリエンタルユリ「ソルボンヌ」のネームプレートが添えられていました。



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展示室5 の「フラワーショースペース」
この植物館の一番の目玉ゾーンで、季節ごとに模様替えされるイベントスペースになっており、 この日は豊臣秀吉の「醍醐の花見」をイメージして、しだれ桜や紅すもも、ソメイヨシノ、ヤマボウシ、沈丁花といった花木と、ストック、マラコイデス、菜の花、サイネリアなど色とりどりの花を用いた「花見の庭」が作られていました。

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なお、この「春爛漫 花遊楽―花見の庭」は4月19日まで。
4月25日からは「ウィーン花物語-ハプスブルグ家の優雅な庭-」にモデルチェンジされます(5月24日まで)。



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淡路島名物(?)の水仙も様々な種類のものが咲いていました。



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そして、最後に展示室6 「シダルーム」
こちらはその名も「ドラキュラ・ゴルゴナ」。
ランの一種ですが、花の姿が吸血コウモリに似ていることから命名されたといわれています。
なるほど見るからに毒々しい感じの花で… (~_~;)


ということで、まずは植物尽くしで始まった淡路紀行。
お次は可愛らしい動物さん達に会いに参ります~♪


【このページの写真は平成21年3月21日に撮影したものです】



《メモ》
  あわじ花さじき 【地図】
   兵庫県淡路市楠本字上山2865-4
   TEL:0799-74-6426
   入園料… 無料
   拝観時間… 9:00-17:00(定休日12/29~1/3)


  兵庫県立淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物館」 【地図】
   兵庫県淡路市夢舞台4番地
   TEL:0799-74-1200
   拝観料… 一般600円、高校生360円、中学生300円、小学生180円
   拝観時間… 10:00-18:00(入館は17:30まで)
by kiratemari | 2009-03-26 23:26 | ├兵庫 | Trackback | Comments(0)

「きらめきの刹那」 別館  花や史跡の探訪記録や源平&時代物ドラマ話など何でもござれの雑記帳


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