城南宮の枝垂れ梅

　
北野天満宮、京都御苑を前座にしてのこの日のメインイベントは城南宮。



『源氏物語』の六条院を模したという神苑「楽水苑」の「春の山」では、京の梅の名所の先陣を切って枝垂れ梅が見頃を迎えていました。

（この画像の拡大表示は こちらをクリック のこと）

目の前に広がるパノラマは「壮観！」の一言。
あたり一面に立ち込める花の香に思わず酔いそうにも…(^^ゞ








桜の枝垂れとはまた一味違う華やかさで、背丈も桜に比べるとぐっと低めですので、より目線に近くて、その分、インパクトも増すような感じがしました。





どちらかというと、紅の方が先んじていて、白がこれからという風情でしょうか。








裏側からの滝のように降り注ぐ姿も中々の迫力でしたよ。









さて、「春の山」を抜けて「平安の庭」へ。



ここにも先ほどの枝垂れ梅に比べると地味ですが、梅が清楚な彩りを添えていました。






あと、こちらは神苑の外になりますが、境内社の芹川神社（唐渡天満宮）の一角にも、梅の花が咲き誇っていました。





ところで本殿前にちょこんと飾られていた可愛らしい絵。
左側を見れば「一寸法師」と一目瞭然ですが、なんでも、お椀の船で京を目指した一寸法師が上陸したのが、現在の城南宮のある辺りの鳥羽の津だったとかで、お守りストラップが作られるなど目下マスコットとして売出し中の模様 (^_^;)




※最後におまけ



神苑の枝垂れ梅を外から、しかも上空から見下ろすアングルで。
思いの外はっきり見えてちょっとビックリでした。

でも、すぐ間近で見る方が断然素晴らしいですし、感激もひとしおですから、きちんと入苑料を払って中へ入りましょうね (^^ゞ

【このページの写真＆動画は平成21年2月21日に撮影したものです】

《メモ》
　　城南宮・神苑　【地図】
　　　京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
　　　TEL：075－623－0846
　　　入苑料：一般500円