八瀬・瑠璃光院の紅葉

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相変わらずのスローペースですみません m(__)m

今回は11/24(日)分になります。
朝一で大原三千院に拝観し、その帰途のバスを八瀬で途中下車。

往路でその界隈の紅葉が大そう美しいのが気になっていたものですから、八瀬からなら叡山電車もあるのでその後の移動も簡単と思い、立ち寄ってみることにしたのでした。



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既に「盛りは過ぎにけり…」の風情だった大原に対し、幾分南に位置する八瀬はまさに「今が盛り…」の鮮やかな色づき具合。これほど紅葉の美しい場所だったとは…、ちょっと驚きでした。


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ところで、八瀬と言えば、昨年からちょっと気になっていたスポットがあり、せっかくの機会ですので訪ねてみることに。



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叡山電車「八瀬比叡山口」駅の対岸、高野川沿いにたたずむ瑠璃光院。

元来「八瀬」は「矢背」とも記され、その昔、壬申の乱で背中に矢傷を負った大海人皇子(のちの天武天皇)が「八瀬の釜風呂」で傷を癒したとの故事により、平安貴族や武士からもやすらぎと癒しの里として愛され、本願寺歴代門跡もしばしば訪れたと言います。

それからずっと時代が下って、明治に入り、この地にあった庵に三条実美が「喜鶴亭」と名付けて直筆の扁額を下し、その後、大正末~昭和初期にかけて数奇屋造りの建物に大改築された時に、自然を借景とした庭園が造営されることに。

一時は料亭として使われていたこともありましたが、近年、岐阜県岐阜市にある「無量寿山光明寺」の京都別院となり、2005年より春と秋の季節限定で公開されるようになったそうです(今秋の公開は昨日12/7で終了)。



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「山露路の庭」と呼ばれる参道を上り玄関へ。


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順路に従い、まず二階の書院へと上がります。


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シネマスコープのような横長ワイドの額縁全面に映し出される鮮やかな紅葉。
思わず「おっ!」と声を上げそうになりました (^^ゞ



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赤からオレンジ、黄、そして緑のグラデーションが美しい「瑠璃の庭」。
紅葉の下には数十種の苔の絨毯が広がり、差し込む光の加減により瑠璃色に輝いて見えることがあるそうで、それが「瑠璃光院」という称の由来にもなっています。

しかし、昨年までは割り合い「穴場」と言われていたこちらですが、今年はテレビ等で紹介される機会を得て、一気に観光客が急増したようで、祝日のこの日も大盛況。全くと言っていいほど人の絶える間はなく、先の額縁も極力写り込む人数の減った一瞬を狙って撮ったもの。
次に訪れる時には何としても朝一で臨みたいですね (^_^;)



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こちらは同じ書院の反対側の額縁。
紅葉の赤さで言えば、むしろこちらの方に軍配が上がる?


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さて、続いて一階に下り、同じ「瑠璃の庭」を今度は下から眺めます。


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紅葉の枝ぶりが何やら地上に舞い降りんとする龍のようにも?



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こちらは正真正銘、天に昇らんとする龍を水の流れと石組で表現したという「臥龍の庭」。
奥に見える建物が三条実美命名の茶庵「喜鶴亭」です。



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その「喜鶴亭」から眺める「臥龍の庭」。
書院一階からさらに降りる構造になっているためでしょうか、こちらは意外に人も少な目で、割り合いゆったりと庭を眺めることができました。まあ、これもタイミングによりけりでしょうが… (^_^;)







ということで、大原~八瀬の間はどうにかもっていてくれた天候も、ここでとうとう雨に… (>_<)
叡山電車で出町柳まで戻り、その後は長時間の移動を経て、奈良の地に降り立つこととなります。



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【このページの写真&動画は平成20年11月24日に撮影したものです】



《メモ》
  八瀬 瑠璃光院 【地図】
   京都市左京区上高野東山55番地
   TEL:075-781-4001
   拝観期間… 10/1(水)~12/7(日)
   拝観時間… 10:00-16:30
   拝観料… 一般500円、中高生300円、小中学生以下無料
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by kiratemari | 2008-12-08 22:59 | ├京都 | Trackback | Comments(0)
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