長崎珍道中記 vol.4 - ハウステンボス(前編)
さて、壇ノ浦を後にして再び中国自動車道・下関ICへ戻り、関門橋を渡っていよいよ九州へ。
ところが…、ここからが大変でした。予想外の大渋滞。前日が帰省ラッシュのピークと聞いていたので、結構軽く見ていたのですが…、とんでもない!
後で聞いた話ではニュースで「60kmの渋滞」とも出ていたそうで、出発前には途中で吉野ヶ里遺跡か陶器の町・有田にでも立ち寄って…なんて悠長なことも考えていたのですが、全部吹っ飛んでしまい、ハウステンボスへ直行することになってしまいました。
夕刻5時すぎに ハウステンボス に到着。園内ホテルに宿泊者専用の駐車場に車を入れやっと一息。
この駐車場のすぐ前に建つのが
JR全日空ホテル ハウステンボス。
JRの駅に一番近いホテルで、この外観はアムステルダム中央駅の駅舎をモチーフにしているのだとか。
その昔、初めて友人3人とハウステンボスに来た時に泊まったのがこのホテルでした。
今「初めて」と言いましたが、実は私にとってはこれが4度目のハウステンボス来園。
一度目はもう10年以上前、ちょうどこのJR全日空 ホテルがオープンして間もない時期に、ホテル1泊+往復寝台列車という強行軍でした。
その後、家族で長崎の伯母宅を訪ねた際に、その帰りに数時間ほど滞在した他、同じ友人1人と2人で今度は園内にある ホテルアムステルダム に2連泊したこともあり、これで都合3回。
そして今回、両親同伴なので唯一「温泉付き」のJR全日空も捨てがたかったのですが、ここに来たからにはやはり園内に泊まらないと…ということで、また同じホテルというのも芸がないので(私の勝手な思い込みですが)、前から気になっていた ホテルデンハーグ をセレクト。
駐車場内を循環している送迎バスに乗り、ひとまず園外にあるホテル受付に行って入国手続きから。
園内ホテルに宿泊する場合でも入場券は必要です。一度入ってしまえば何日でも滞在OKですが、アトラクション施設や移動手段に便利な園内循環バスやクルーザーを利用するには別料金がかかりますので、その都度現金を支払うこともできますが、まずは1日パスポートなどのセット券を選ぶのが妥当ですね。
また、オフィシャル・ホテル宿泊者向けに1000円アップで施設利用が2日間有効になるリゾート・パスポートというのもあるのですが、この時は既に日没間近でしたので、普通の1日パスポートを購入して、その日は入国のみ、翌日に施設利用という形をとることにしました。
右上の写真がその1日パスポートの現物で、上下で異なる日付が入っているのは、下が入国日、上が施設利用可能日。このパスポートは施設利用の度に係員に見せないといけませんので(一番最初だけ係員に手渡して日付を刻印してもらいます)、くれぐれも失くさないようにしないと…(^_^;)
ということで、ホテル受付前から再び送迎バスに乗り込み、そのまま入国(乗車前に自動改札機に通して入国日を刻印)。同じ園内にあるホテルアムステルダム・ホテルヨーロッパを経て一番最後に今宵の宿・ホテルデンハーグに到着です。
今回はインターネットで予約したので、予約確認メールをプリントアウトしたものをフロントで見せて、すんなりチェックイン完了。ベルガールさんの案内でいよいよお部屋へ。
オーシャン・ビューの3人部屋です(上の写真は部屋の窓からの景色)。
以前泊まったアムステルダムの方がもっと広かったかな?とも思いましたが、2人と3人、エキストラベッドのあるなしの差かもしれませんね。それにしても、これから2晩、熱帯夜地獄から開放されると思うだけでも心は天国です (*^_^*)
さて、時刻は早6時前。
結局お昼も食べ損ねてしまったので「まずは腹ごしらえを」とこの8月にリニューアル・オープンしたばかりという和食処へ。そろそろ夕食時ということもあって、始め約20分待ちと言われましたが、意外に早く10分ほどでお席へ案内されました。
何となくウチの地元にあるファミレス風和食処と似ているなと思っていたら、メニューもどうも見たことがあるような名前が…。華遊膳、小町弁当に○○御膳(○○はお店の名前)、これはそっくりどころの話では…(料理の内容もほぼ同じですし)。
つまり「花の家」=「 かごの屋 」ってことですね!と勝手に断定して言ってしまいますが、それぞれのメニューの料金を比較するとだいたい300~400円増し。
テーマパークでの常識とはいえ、やはりお高いです!(ーー;)
ということで、私のこの日のお夕食はこちら小町弁当。
お造り・小鉢(和え物)・天ぷら・小焼き料理(鶏肉と野菜のバター焼き)・茶碗蒸し・せいろご飯(穴子)、赤だし
後、父と母から佐賀牛のサイコロステーキとしゃぶしゃぶのおすそ分けももらったのですが、この佐賀牛がめちゃくちゃ柔らかくておいしい! 逆に天ぷらや私は食べてないのですが寿司はそれほどでも…でしたね(^_^;)
とか何とか言いつつ、しっかり完食して満腹のお腹を抱えて店を出たのは7時すぎでしたが、外はまだ暮れきっていない感じで、まだまだ蒸し暑かったですね。
野外ステージではサンバやタンゴのショーが催され大賑わい。
そうそう、こんなものも目に入りました。操作が大変そう!
腹ごなしにと園内を散歩がてらグルッと一回りしてみましたが、アトラクション関係は概ね営業終了になっていたので、イベントで賑わう港町の周辺以外は人けもまばら。しかし、この静けさ、落ち着いた雰囲気がまた良いのですよね。
そして、この日一番の楽しみはやはり終園間際の花火ショー。
通常は6分ほどのものが、このお盆休み期間は「世界の花火」と銘打たれ15分に拡大された特別バージョン。タイプの異なる花火の競演に加え、レーザー光線や音楽も駆使した華麗かつ迫力のあるものでした。
ただ、途中からものすごい白煙で覆われしまい、肝心の花火がその煙の向こうで見えづらくなってしまったのが非常に惜しい~ (>_<)
でも、一日の締めくくりとしてはこれ以上ないですね。
明晩にもう一度見れるのがまた嬉しい!
こうして花火を堪能してホテルの部屋に帰り、本当の最後の締めくくりはコレ!(爆)
今やハウステンボス土産の一番人気とも評される「ラフレシール」のキャラメルチーズケーキ。ショップで1カット260円で売っているものをテイクアウトしてホテルで味見。プラスティック製ですがちゃんとフォークまで付けてくれるサービスの良さ。お隣のカップの中身は一見紅茶のようにも見えますが実は「ほうじ茶」です(笑)。
カップもお皿も部屋に備えつけの物で本当はポットも含めコーヒーセットなのですが、コーヒー豆や紅茶の葉は置いてなくて、替りに煎茶とほうじ茶のティーバックはあったのでそれをいただきました。
で、問題のケーキのお味ですが…、「う、うま~い!」
キャラメルの甘みとほろ苦さがチーズケーキにほどよくマッチしていて、さすが、ナムコ・ナンジャ・タウンで開催された全国チーズケーキ博覧会(2004年)で金賞を取っただけのことはあります。
今回は酷暑の時期ということで、やむなくお土産からははずしましたが、ネット販売もあるみたいなので、そのうちお取り寄せしてもう一度味わってみたいと思っています。
☆Next → 長崎珍道中記 vol.4 - ハウステンボス(中編)
☆Back → 長崎珍道中記 vol.3 - 赤間神宮
ところが…、ここからが大変でした。予想外の大渋滞。前日が帰省ラッシュのピークと聞いていたので、結構軽く見ていたのですが…、とんでもない!
後で聞いた話ではニュースで「60kmの渋滞」とも出ていたそうで、出発前には途中で吉野ヶ里遺跡か陶器の町・有田にでも立ち寄って…なんて悠長なことも考えていたのですが、全部吹っ飛んでしまい、ハウステンボスへ直行することになってしまいました。
夕刻5時すぎに ハウステンボス に到着。園内ホテルに宿泊者専用の駐車場に車を入れやっと一息。
この駐車場のすぐ前に建つのが
JR全日空ホテル ハウステンボス。
JRの駅に一番近いホテルで、この外観はアムステルダム中央駅の駅舎をモチーフにしているのだとか。
その昔、初めて友人3人とハウステンボスに来た時に泊まったのがこのホテルでした。
今「初めて」と言いましたが、実は私にとってはこれが4度目のハウステンボス来園。
一度目はもう10年以上前、ちょうどこのJR全日空 ホテルがオープンして間もない時期に、ホテル1泊+往復寝台列車という強行軍でした。
その後、家族で長崎の伯母宅を訪ねた際に、その帰りに数時間ほど滞在した他、同じ友人1人と2人で今度は園内にある ホテルアムステルダム に2連泊したこともあり、これで都合3回。
そして今回、両親同伴なので唯一「温泉付き」のJR全日空も捨てがたかったのですが、ここに来たからにはやはり園内に泊まらないと…ということで、また同じホテルというのも芸がないので(私の勝手な思い込みですが)、前から気になっていた ホテルデンハーグ をセレクト。
駐車場内を循環している送迎バスに乗り、ひとまず園外にあるホテル受付に行って入国手続きから。
園内ホテルに宿泊する場合でも入場券は必要です。一度入ってしまえば何日でも滞在OKですが、アトラクション施設や移動手段に便利な園内循環バスやクルーザーを利用するには別料金がかかりますので、その都度現金を支払うこともできますが、まずは1日パスポートなどのセット券を選ぶのが妥当ですね。
また、オフィシャル・ホテル宿泊者向けに1000円アップで施設利用が2日間有効になるリゾート・パスポートというのもあるのですが、この時は既に日没間近でしたので、普通の1日パスポートを購入して、その日は入国のみ、翌日に施設利用という形をとることにしました。
右上の写真がその1日パスポートの現物で、上下で異なる日付が入っているのは、下が入国日、上が施設利用可能日。このパスポートは施設利用の度に係員に見せないといけませんので(一番最初だけ係員に手渡して日付を刻印してもらいます)、くれぐれも失くさないようにしないと…(^_^;)
ということで、ホテル受付前から再び送迎バスに乗り込み、そのまま入国(乗車前に自動改札機に通して入国日を刻印)。同じ園内にあるホテルアムステルダム・ホテルヨーロッパを経て一番最後に今宵の宿・ホテルデンハーグに到着です。
今回はインターネットで予約したので、予約確認メールをプリントアウトしたものをフロントで見せて、すんなりチェックイン完了。ベルガールさんの案内でいよいよお部屋へ。
オーシャン・ビューの3人部屋です(上の写真は部屋の窓からの景色)。
以前泊まったアムステルダムの方がもっと広かったかな?とも思いましたが、2人と3人、エキストラベッドのあるなしの差かもしれませんね。それにしても、これから2晩、熱帯夜地獄から開放されると思うだけでも心は天国です (*^_^*)
さて、時刻は早6時前。
結局お昼も食べ損ねてしまったので「まずは腹ごしらえを」とこの8月にリニューアル・オープンしたばかりという和食処へ。そろそろ夕食時ということもあって、始め約20分待ちと言われましたが、意外に早く10分ほどでお席へ案内されました。
何となくウチの地元にあるファミレス風和食処と似ているなと思っていたら、メニューもどうも見たことがあるような名前が…。華遊膳、小町弁当に○○御膳(○○はお店の名前)、これはそっくりどころの話では…(料理の内容もほぼ同じですし)。
つまり「花の家」=「 かごの屋 」ってことですね!と勝手に断定して言ってしまいますが、それぞれのメニューの料金を比較するとだいたい300~400円増し。
テーマパークでの常識とはいえ、やはりお高いです!(ーー;)
ということで、私のこの日のお夕食はこちら小町弁当。
お造り・小鉢(和え物)・天ぷら・小焼き料理(鶏肉と野菜のバター焼き)・茶碗蒸し・せいろご飯(穴子)、赤だし
後、父と母から佐賀牛のサイコロステーキとしゃぶしゃぶのおすそ分けももらったのですが、この佐賀牛がめちゃくちゃ柔らかくておいしい! 逆に天ぷらや私は食べてないのですが寿司はそれほどでも…でしたね(^_^;)
とか何とか言いつつ、しっかり完食して満腹のお腹を抱えて店を出たのは7時すぎでしたが、外はまだ暮れきっていない感じで、まだまだ蒸し暑かったですね。
野外ステージではサンバやタンゴのショーが催され大賑わい。
そうそう、こんなものも目に入りました。操作が大変そう!
腹ごなしにと園内を散歩がてらグルッと一回りしてみましたが、アトラクション関係は概ね営業終了になっていたので、イベントで賑わう港町の周辺以外は人けもまばら。しかし、この静けさ、落ち着いた雰囲気がまた良いのですよね。
そして、この日一番の楽しみはやはり終園間際の花火ショー。
通常は6分ほどのものが、このお盆休み期間は「世界の花火」と銘打たれ15分に拡大された特別バージョン。タイプの異なる花火の競演に加え、レーザー光線や音楽も駆使した華麗かつ迫力のあるものでした。
ただ、途中からものすごい白煙で覆われしまい、肝心の花火がその煙の向こうで見えづらくなってしまったのが非常に惜しい~ (>_<)
でも、一日の締めくくりとしてはこれ以上ないですね。
明晩にもう一度見れるのがまた嬉しい!
こうして花火を堪能してホテルの部屋に帰り、本当の最後の締めくくりはコレ!(爆)
今やハウステンボス土産の一番人気とも評される「ラフレシール」のキャラメルチーズケーキ。ショップで1カット260円で売っているものをテイクアウトしてホテルで味見。プラスティック製ですがちゃんとフォークまで付けてくれるサービスの良さ。お隣のカップの中身は一見紅茶のようにも見えますが実は「ほうじ茶」です(笑)。
カップもお皿も部屋に備えつけの物で本当はポットも含めコーヒーセットなのですが、コーヒー豆や紅茶の葉は置いてなくて、替りに煎茶とほうじ茶のティーバックはあったのでそれをいただきました。
で、問題のケーキのお味ですが…、「う、うま~い!」
キャラメルの甘みとほろ苦さがチーズケーキにほどよくマッチしていて、さすが、ナムコ・ナンジャ・タウンで開催された全国チーズケーキ博覧会(2004年)で金賞を取っただけのことはあります。
今回は酷暑の時期ということで、やむなくお土産からははずしましたが、ネット販売もあるみたいなので、そのうちお取り寄せしてもう一度味わってみたいと思っています。
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| 2006-09-01 18:56
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