永観堂禅林寺の紅葉

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俗に「もみじの永観堂」で知られていますが、正式名称は「禅林寺」。
元は平安時代初期の文人・藤原関雄の山荘で、その頃から既に世に知られた紅葉の名所だったとか。



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その跡地に真言密教の道場が建てられ、貞観5年(863)に清和天皇より寺号を賜わったのが「禅林寺」の始まり。また中興の祖とされる永観(ようかん)律師の名にあやかり「永観堂(えいかんどう)」の称で親しまれるようになったと言います。

境内にはおよそ3000本もの楓が植えられているという永観堂は、京都でも一ニを争う名所として名高いですが、それゆえについつい足が遠のいてしまい、未だ一昨年にライトアップで拝観したのみ。しかし、一度は昼間の明るいうちにも見ておかなくては…と今年ようやく思い立ち、訪ねてみることにしたのでした。



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境内からも溢れ出さんばかりの紅葉。
これを見れば否が応もなく期待が膨らみますよね。




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永観堂は東山山麓にあるため、朝の早いうちは日陰になりがちで、今一つ色彩が冴えないように見える所も多々ありますが、日が高くなるにつれ、徐々に鮮やかな風景が浮かび上がって来ます。




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寺宝展のついた昼間の拝観では諸堂に上がることができ(ライトアップ時は不可)、こちらは釈迦堂の前庭と唐門。



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同じく釈迦堂南側の庭と茶室。
この後、御影堂、そして「みかえり阿弥陀」の称で親しまれる本尊・阿弥陀如来像の安置される阿弥陀堂を拝観して、永観堂のシンボルとも言うべき多宝塔に登ります。



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紅葉の中を抜けて多宝塔へ。




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境内の中で最も高い場所にある多宝塔ですから、そこからの眺めも素晴らしいことこの上なし!  とりわけ眼下を見下ろせば、境内全体が緋色の雲海に覆い尽くされているよう…。
では、その下界の風景はと言えば…




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(この画像はクリックで拡大表示可)

放生池周辺の紅葉はほぼ最高潮。
少し風があって水面にゆらめきがあったものの、この頃にはお日様の光も惜しみなく降り注ぎ、目の覚めるような光景が広がっていました。

そして、この日もう一つのお楽しみは、この写真の左手奥に見え隠れする黄色く色づいた銀杏の木の下に。




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一面に降り積もった散り紅葉ならぬ散り黄葉。



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そこにまたちょうど太陽の光が差し込んで、まさに黄金色に輝いていました (^-^)




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とまあ、ここまで素晴らしい風景の連続でしたが、一つ残念だったのは多宝塔と絡めて撮れる定番ともいうべきこの辺りの紅葉に冴えが乏しかったこと。遅かったのか、早かったのか…、今年の紅葉事情では判断がつきかねますが…。





ついつい撮りすぎて、動画もかなりのロングバージョンになってしまいました (^^;)




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ということで、ゆっくり回って1時間余の永観堂散策を終えて入口に戻ってくると、開門直後には日陰で冴えなかった風景もこのように…。

その日の天候にもよりますが、紅葉鑑賞にはだいたい10時過ぎぐらいからが適しているような気がします。ただ、その頃から拝観者もどっと増えて来ますので、人込みを避けるか、コンディションを取るか、悩ましい所ではあります… (-_-;)



拝観料1000円という御大名価格には色々思う所もありますが、訪ねてみればそれなりに納得の行く風景に出会えるのも事実。もし、一箇所で紅葉を十分に味わい尽くしたいという場合には、最盛期の永観堂はオススメの最上位に来るでしょうね(但し今年に関してはどうやらそれはもう過ぎた模様?)。



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【このページの写真&動画は平成21年11月21日に撮影したものです】



《メモ》
  禅林寺永観堂 【地図】
   京都市左京区永観堂町48
   TEL:075-761-0007
   拝観料… 一般600円、高校生以下400円
   拝観時間… 9:00-17:00(16時受付終了)

  ※紅葉シーズンの寺宝展期間中(H21.11.7~12.6)
     拝観料… 一般1000円、高校生以下600円
     拝観時間… 9:00-17:00(16時受付終了)
   ライトアップ時(H21.11.7~11.30)
     拝観料… 中学生以上600円
     拝観時間… 17:30-21:30(21時受付終了)
   寺宝展とライトアップは入替制
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by kiratemari | 2009-11-27 19:10 | ├京都 | Trackback | Comments(2)
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Commented by sanraku2 at 2009-12-01 23:56 x
さすが京都でも屈指の紅葉スポット。取りわけ、降り積もった銀杏と紅葉の写真は見事で・・・いやぁ、実にいいものを見せていただきました。

しかし早朝とはいえ9時過ぎなのに陽差しがなかなか当たってくれないというのは、なかなか厳しいですね(^^;
Commented by 手鞠 at 2009-12-02 18:46 x
sanraku2さん、こんばんは~♪

この日の散り銀杏(?)は誰もがカメラを向ける一番の人気スポットでした。降り立てホヤホヤ(笑)のまだ色鮮やかな葉でしたし、肝心のもみじの紅葉が例年に比べてどうもバラつきがあって、やや見劣りする感があったのも要因かもしれませんが… (-_-;)

秋の紅葉シーズンは日の出が遅いので、東山界隈では日がある程度昇り切ってくれる時間もかなり遅くなっていますね。春の桜の頃ならまた違うかと…。

東山といえば、清水寺も朝6時から拝観できて朝一にもってこいなのですが、一昨年に行ってみてやはり同じことを感じ、今後は紅葉の時は止めておこうと思いました (^^;)

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