秋の立山黒部アルペンルート 後編

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さて、アルペンルートの旅・後編は室堂から。
大観峰から立山の下を貫く立山トンネルを抜け室堂へ。ここでも関電さんご自慢のトロリーバスがご活躍です(前編で「日本で唯一」と書きましたが、扇沢からの関電トンネルトロリーバスとここの2路線あります) 。




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大観峰から上はどうも雲がかかりがちで何やら不安でしたが、はてさて… (・・?




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(この画像はクリックで拡大表示可)

心配は杞憂に終わったようです。
雲ひとつない青空に予想以上の積雪。
まさかこれほどの絶景を見られるとは… \(◎o◎)/!




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お日様も燦々というよりギラギラという感じ?
高地では太陽に近い分、直射日光も平地より強力ですので、風がないとちょっと暑いぐらい。
凍えそうなほどだった早朝との温度差が激しすぎます!





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格好の登山日和に、多くの登山者が一の越の山小屋、そして立山の主峰・雄山頂上を目指していました。




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雄山頂上には神社もあるそうですよ。





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(この画像はクリックで拡大表示可)

こちらは室堂で最も大きく水深も15mと深い「ミクリガ池」。
立山火山の火口湖で、「ミクリ」は漢字で書くと「御厨」。
この池の水が立山権現に捧げられたことに由来するそうです。

また、池の向こう側には日本一高所にある天然温泉「みくりが池温泉」があり、日帰り入浴(大人600円)もOKだそうですよ。




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ちょっとガスって来ている上に、いくつもの山が斜めに折り重なっていて見づらいですが、一番奥に先頃映画でも話題になった剱岳が。
標高2999mの高山ですが、さほど高くは見えないのがある意味すごいですよね。
何しろこの室堂自体が既に2450mの高地ですから。




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(この画像はクリックで拡大表示可)

室堂から富山側を見ると街並みもはっきりと。
これは夜景もさぞかし美しいでしょうね(そのためには要一泊)。

手前の道を通っているのは立山高原バスで、ゴールデンウィークの頃の両側に高い雪の壁がそびえ立つ中を縫うように走る「雪の大谷」でも知られていますね。この先ケーブルカーを乗り継いで富山側へ抜けられますが、今回はここで引き返さないと…。


それにしても、思いがけず素晴らしいお天気に恵まれましたが、しかし、山のお天気とは変わりやすいもので、1時間と経たない間に雪山を遮る雲が降臨。




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あれほどくっきりと見えていた稜線がもはや見る影もなく…。
思えば20年前も濃い霧が立ち込めていて何も見えず、ただただ長い待ち時間と疲労だけしか残らない初訪問でした。もしそれで終わっていれば「もう二度と来るものか!」と思ってしまっていたかもしれませんが、あまりの残念さに急遽、麓で一夜の宿を探し翌日再トライ。幸いこの日のような素晴らしいお天気にめぐり会い、あまりの絶景に感嘆の声を上げたのでした。

まったく、ほんのちょっとのタイミングの差で、感動の度合は天と地の開きにも。
しかし、ひたすら幸運を祈るしかないのが何とももどかしい… (-_-;)



ということで、室堂から再びトロリーバスに乗って大観峰へ。
運良く最前列の席に座れましたので、トンネル走行中の模様も後ほどの動画に収めています。

トンネル内はバス1台がようやく通れるほどの幅しかない片側1車線で、途中、一箇所すれ違いのできる場所があるのですが、そこがちょうど立山直下に当たり、その先には『黒部の太陽』などでお馴染みの「破砕帯」も登場します(その箇所にブルーのライトが点灯)。




とまあ、そんなこんなで大観峰に到着。



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往路ではすっかり雲に隠されていた山並がドドーンと目の前に。




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(この画像はクリックで拡大表示可)

こんなにすぐ近くに山の壁が立ち塞がっていたとは…。
これが見えるのと見えないのとではまるで大違いです!





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復路のロープウェイではあいにくと窓際が確保できませんでしたので、替りに大観峰駅から見下ろす絵を。





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下の黒部平から立山方向を見上げる図。
随分雪が融けてしまっていて、往路で見た風景とはどうも違いますよね。



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対する黒部湖方向は逆光が抑えられ、紅葉も見やすくなりました。




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(この画像はクリックで拡大表示可)

山の木々が立体的に見えてフカフカの絨毯のよう。





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手前の紅葉越しにダムの構築物も見て取ることができます。




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さあ、再び黒部ダムに戻って参りました。
お天気も上々で、ここでまた最後に嬉しいご褒美が待っていました。





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(この画像はクリックで拡大表示可)

放水から飛び散った水蒸気に強い太陽の光が当たることで生み出される美しい「虹」。こんなにはっきりと見える虹を見たのはたぶん生まれて初めてだろうと。風向きやちょっとしたことで消えたり、また出たり…と忙しくなくて、たいぶん長い間ダムの堰堤の縁にしがみついていました(汗)。
実物はもっとはっきりと見えたのですが、でもまあ、とりあえず写ってくれていただけでも御の字ですね。



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(この画像はクリックで拡大表示可)

朝一は日陰でよく見えませんでしたが、ダム周辺の紅葉もだいぶん進んで来ている感じ。
こちらは今週末あたり見頃を迎えそうですよ。













ということで、朝6時半の始発からおよそ7時間かけて扇沢駅に帰着。
さすがに疲労困憊でしたので、麓の大町温泉の日帰り温泉で汗を流してから帰阪の途に。

それにしても、短時間のうちにいろんなものを見すぎて、とても日帰り旅とは思えない充実度。
その分、何かとしんどい思いもしましたが、偶にはこういう旅も良いものですよね。
何たって交通費が往復3500円で済むのはやはり大きい!
もちろんアルペンルートのお高い運賃やガソリン代は別にかかりますけどね σ(^-^;)



【このページの写真&動画は平成21年10月11日に撮影したものです】



《メモ》
  立山黒部アルペンルート

     ・扇沢駅 【地図】
         長野県大町市平2117
          TEL:0261-22-2526

     ・立山駅 【地図】
         富山県中新川郡立山町芦峅寺千寿ケ原
          TEL:076-481-1145
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by kiratemari | 2009-10-16 20:04 | ├北陸 | Trackback | Comments(6)
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Commented by Natsu at 2009-10-16 21:13 x
手鞠さん、こんばんは♪
後編もみどころ満載ですね!ダムの虹も素敵です。
それにしても、ダムはすごく大きなはずなのに、山々に比べると人間の作った構造物は小さなものに見えます。自然の雄大さには圧倒されますね。
室堂には今年6月以来いっていないのですが、営業終了までにまた行きたくなりました!素敵なレポートをありがとうございました(^^)
Commented by ちゃんちゃん at 2009-10-16 22:36 x
 凄いですね!
 この時期にもう真っ白なんて驚きです!!

 しかし、手鞠さんのバイタリティにはもっと驚きです!!!
Commented by 手鞠 at 2009-10-17 20:53 x
Natsuさん、こんばんは~♪
本当に最初はどうなることかと思いましたが、ちょうど上手く天候の良い方に回ることができました。ダムの虹も見られて言うことなし (^^♪

確かにあの場にいると大きさの物差しが狂ってしまいますね。
ダムの端から端まで歩くと結構な距離ですが、一山越えた黒部平から見ると本当に豆粒みたいで、スケールの違いを痛感させられます。

アルペンルートもいよいよ来月いっぱい。紅葉もそろそろ終わり、これからは雪景色の割合が増えて行くのでしょうが、山の寒さはひとしお。もしもお出掛けの節はくれぐれも厳重な防寒対策をお忘れなきよう (^-^)
Commented by 手鞠 at 2009-10-17 20:55 x
ちゃんちゃんさん、こんばんは~♪
さすがに2000mを越える山だともうすっかり冬ですね。
でも、この時はまだ降り始めの雪でしたので、少し日が照って気温が上がるとあっという間に融けてしまって、この翌日だったかに見たライブ映像では室堂でもまだらになっていましたから、ちょうど降りたてホヤホヤの良いタイミングで訪れることができたようです(^-^)v

私のバイタリティというより、今回は雪山と聞くと俄然テンションの上がる同行人の熱気に引き摺られたという感じですね(汗)。でもまあ、おかげでこんな素晴らしい景色が見られましたから、大いに感謝ですけど… (^^ゞ
Commented by sanraku2 at 2009-10-18 19:15 x
うわぁ~、絶景の連続ですね!
しかもこれだけ見られて日帰りって・・・どんだけ濃密な1日なんでしょうか(^^;

Commented by 手鞠 at 2009-10-18 21:42 x
sanraku2さん、こんばんは~♪
正直、ここまで期待はしていなかったので(特に紅葉と雪景色はどっちか見られれば御の字と)、予想を上回る好天、Goodタイミングにただただ感謝ですね。
一つ間違えれば、何の見どころもなしに終了…てことになっていたかもしれませんからね (^^;)

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