GWの旅(1)-信州編
長らくご無沙汰でございました。
今年のGW旅は1日の夜から信州&北陸方面へ1泊2日+車中1泊のドライブ旅行に出掛けたぐらいで、後は近場をウロウロという感じでしたが、4日5日と連夜で神戸&大阪の野球生観戦に出掛けたりもしていたものですから(嬉しい2連勝!)、すっかりブログ更新が疎かになってしまいました m(__)m
この調子でいつものようにのんびりダラダラとやっていますといつ終われるかわかりませんので(汗)、とりあえず今回もダイジェスト式で先にざっとご紹介しておきます。
まずは1日夕刻に大阪を発ち、2日早朝に長野入り。
7年に一度といわれる御開帳に沸く善光寺さんに馳せ参じてはみたものの、午前7時前でも既に駐車場に並ぶ車の渋滞が始まっており、参道の辺りまで近づくのにも30分近く要するという具合で…。
車ですらそんな状態ですから、境内はどんなことになっているのか…。
ひとまず一人途中下車して、先乗りで様子見に出向いてみると、山門前から顔見世に一本の長い列が。
これが御開帳の前立本尊と金糸で結ばれた「回向柱」に触れるための行列で、顔見世にかかるかかからないかという辺りで並び始めて、山門をくぐり本堂前の回向柱にたどりつくまでおよそ30分弱かかりました。
回向柱でのお参りを終えて後ろを振り返ると列はさらに長く伸びていて、場内アナウンスによると待ち時間が40~50分と。この時点でもまだ駐車場待ちは続いており、結局、同行人二人はお参りをしないまま善光寺さんを後にすることになってしまいました (-_-;)
まあ、元々漠然と「雪山が見たい」という母の希望に沿って今回の旅が計画され、そこに「せっかく御開帳中なのだし…」と付け足しで組み込んだことですので、善光寺参りに執着があったのは私だけだったと… (^^ゞ
なお、回向柱の行列はまだまだ序の口で、内陣拝観で1時間半、お戒壇めぐりで1時間半とフルコースでお参りすると所要時間3時間。まだ朝の早い時間帯で既にこれでしたから、ピーク時はどれほどかかったものか考えただけでも怖ろしい… (~_~;)
ということで、早々に善光寺さんからは退散して、本命の雪山見物にいざ出発!
まずは長野市内から白馬方面へ向かう途にある大望峠(だいぼうとうげ)へ。
「伝説の谷」と呼ばれるだけあって(いや本当は鬼女伝説がらみということですが)、北アルプスの山並みをまるっと一望の下にできる絶好のロケーションでした。ただ、晴れて青空が広がってはいたものの、春霞がかかって稜線がくっきりとは見えずらかったのがちょっと残念でした。
こちらは北側の戸隠連峰。
雪は谷間にほんのわずかに残るのみですが、ゴツゴツとした岩山のような凹凸の激しい質感が山らしいと言えば山らしいでしょうか。
大望峠からの下山途中で見かけた鯉のぼりの数珠繋ぎ。
季節物とはいえ流行なのでしょうか、この旅の間中、結構よく見かけた風景です。
そして、今回の雪山見で一番の絶景がコレ!
(この画像のみクリックで拡大表示可)
大望峠から少し南へ下がって、小川村 アルプス展望広場より。
先ほどの大望峠からより雪山がさらに近くなり、2000メートルをゆうに越える大物達がずらっと横一線に。爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳…と、一目ではとらえ切れないほどの大パノラマに、魚眼レンズ並みの広角が欲しいと切に思いました。
正面やや右寄りに見える五竜岳には武田菱がくっきりと…。
言わずもがな、戦国武将・武田家の家紋「四ツ菱」に似た雪型で、まるでこの山は「武田のもの」と焼き印を押したよう。
なお、この菱模様から「御菱岳(ごりょうだけ)」と呼んでいたのが、「五竜岳」の名の由来とも言われています。
さて、遠望を楽しんだ後は、もっと近くで雪山を見ようと登山。
といっても、スキー場のゴンドラとリフトを乗り継ぐだけの超お手軽登山ですが…(^^ゞ
白馬八方尾根スキー場。
下部は全く雪のゆの字も見えませんが、ゴンドラで上がってみるとかろうじて春スキーを楽しめるだけの積雪はありました。
兎平ゲレンデ。
深いコブが続く上級者向きのバーンで、ピョンピョン飛び跳ねるように滑り降りるので別名「ピョンピョン平」。
怖がりでモーグル系はからっきし苦手の私は絶対近寄りたくないコースです (^_^;)
ゴンドラとリフト1本を乗り継いで黒菱平に到着。
真ん中奥に見える建物は、長野五輪の際に女子滑降のスタートハウスとして使われたものです。
白馬槍・杓子岳・白馬岳の白馬三山。
南側には鹿島槍、五竜岳。
さすがに間近で見ると迫力が違います。
ただ、こちら側もそこそこの標高の場所にいますので「高さ」という点では遠望に分があると思いますが…。
ということで、一日目はお天気にも恵まれ、絶好の雪山見物になりましたが、この日は白馬で一泊して翌朝見た景色がこちら。
湖とかではなく、田植え前の田んぼか何かなのですが、ちょうど上手い具合に水鏡になってくれていて…(^^ゞ
真ん中の山裾に見える青いラインは白馬ジャンプ台です。
左にノーマルヒル、右にラージヒルと仲良く並んでいます。
こうして見るとやはり物凄い急勾配で、あのアスリート達はここを滑り降りて行くのかと思うといろんな意味で敬服しますね。
そして、最後は白馬大橋からの眺め。
これでもかと雪山をたっぷり堪能できて母も大喜び。
まずは上々の旅の成果を得て2日目に突入します~♪
【このページの写真は平成21年5月2~3日に撮影したものです】
《メモ》
信州 善光寺 【地図】
長野市元善町491
TEL:026-234-3591
拝観料…内陣・お戒壇めぐり・史料館拝観 一般500円、高校生200円、小中学生50円
大望峠展望台 【地図】
長野市鬼無里(きなさ)
アルプス展望広場 【地図】
長野県上水内郡小川村稲丘7044
白馬八方尾根スキー場 【地図】
長野県北安曇郡白馬村北城八方
by kiratemari
| 2009-05-06 22:46
| ├中部
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