白銀は招くよ~♪
2006年2月以来、2シーズンぶりのスキー。
今回は少し遠出をして、岐阜県奥美濃、郡上八幡の北、高山の南西に位置する「ダイナランド」へ大晦日から2泊3日の旅程で出かけました。
子供の頃から親の趣味に付き合わされる形で、ほぼ強制的に毎年お正月はスキー場でというのが慣例で(受験の年も配慮なし)、関西からのアクセスが比較的楽で、且つ雪質も良いこちらのダイナランドには高確率で出没しておりました。
が、そのアクセスの良さがある面では逆風にもなり、夜走りで早朝未明に来場しないと駐車場を確保できないという事態に陥り、次第に敬遠するように。折りしもスノーボード人気が全盛期の頃でした。
今回はたまたま1ヵ月ほど前に、ネットでゲレンデそばのホテルに空室があることを知り、すんなり予約できたものですから、久しぶりのスキー場でのお正月となったのでした。
朝6時に大阪を発ち、名神高速→東海北陸自動車道を乗り継いで9時半頃に到着。
昔は東海北陸道も途中までしか通じておらず、関(刃物の町で有名)とか郡上八幡とかを経由しながら一般道をトロトロと走って行ったものですが、現在は車で15分ぐらいの所に高鷲インターチェンジが設置され、1時間以上短縮された感じです。しかも、一つ先の「ひるがの高原SA」にはETC車限定のスマート・インターチェンジもできていて、便利なことこの上なし! (^_^;)
ということで、ホテル前駐車場から見たゲレンデ。
ゲレンデそばと言っても、歩いて行くには少々離れているのですが、ホテル-ゲレンデ間を随時シャトルバスが運行しているので全く問題なし。正直、重いスキー靴で歩くのは数十メートルでも勘弁なのでこれは助かりました (^^ゞ
こちらは初心者向けのゲレンデ。
抜けるような青空に真っ白な雪のバーンはそれはもう気分爽快!
こちらは一番標高の高い地点(1450m)からの眺望。
見晴らしの良い時には乗鞍や御嶽、北アルプスの山々も見えるようですが、あいにくと雲だらけでよくわかりませんね (^_^;)
これでもこの日が一番お天気が良かったのですけどね。
なお、真向かいの山の斜面に白い雪の線が幾筋も見えるのもやはりスキー場で、左側が「ホワイトピア高鷲」、右側が「鷲ヶ岳スキー場」です。
ということで、先ほどの山頂から約4000mのコースを滑り下りるわけですが、日頃の運動不足でめっきり体力低下の著しい身には結構きついハードワーク。さすがに、一気に下までというわけには行かず、二度三度と立ち止まって小休止をとりながらの滑降となりました (^^ゞ
それでも、大晦日ということもあり来場者は予想以上に少な目で、リフトもほとんど待ち時間なしで乗れるものですから、一日目からかなりの本数をクリア。日帰りではもっと早い7時頃からの始動とはいえ、だいたいいつもお昼過ぎにはギブアップしてしまうのですが、帰りの心配がいらないことがこれほど羽目を外させるものか(汗)、午後4時5時頃までめいっぱい滑れてしまいました (^_^;)
早朝営業(5時から)はあってもナイター営業はなしのダイナランドですが、ライトアップはほぼ一晩中されているゲレンデ。
今シーズンは中々まとまった雪が降らず、この日もまだ積雪100cm程度でしたので、営業終了後も人工降雪機がフル稼働していました。
さて、一夜明けて元日は、一転してほとんど一日中雪がちらつくあいにくの空模様に。ですが、この日よりお隣の提携スキー場「高鷲スノーパーク」との行き来が可能になりましたので、少々割高になりますが、両スキー場で使える共通券を購入。ガンガン滑りまくります (^-^)v
単体でも十分大規模ゲレンデに属する二つのスキー場が、今シーズンより実質一体化し、これはもう信州や上越などと比べてもほとんどひけをとりません。
南西向き斜面でちょっと気温が上がると雪が重くなるダイナに対し、東向きの高鷲スノーパークは一定して雪質が良く、全長2700mのゴンドラ(15人乗り)が設置されているなど、ロングコースが売りのゲレンデ。
満足度では正直ダイナより上とも思いますが、ただ、まだ創設10年目と新しいスキー場らしくスノーボーダーの比率が異様に高く、スキーヤーには少々肩身の狭い雰囲気も… (-_-;)
一日雪に降られた元日も、終了間際の夕刻には回復して晴れ間ものぞくほどに。
高鷲のセンターハウスはおもちゃみたいな可愛いらしい外観。
※動画は前半がダイナランド、後半に高鷲スノパを連結しています。
結局、大晦日と元日の二日間でこれでもかと滑り倒して、さすがに疲労困憊。
当初は2日も昼過ぎまで滑って帰阪の予定でしたが、朝からまたもや雪模様だったこともあり早々に断念。
せっかくの機会だから…と、雪の時期に是非とも一度訪れてみたかった某所への観光に切り替えたのでした。
次回はそちらのレポをお送りいたします~♪
【このページの写真&動画は平成20年12月31日及び平成21年1月1日に撮影したものです】
by kiratemari
| 2009-01-07 23:29
| ├中部
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