御在所山の紅葉

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11月に入り、そろそろ紅葉が気になる今日この頃。
が、京都や奈良の目ぼしいスポットは、まだようやくわずかながら色づき始めたという段階。
見頃になるまでにはあと半月ぐらいかかるでしょうね。

11月頭の連休時期に近畿一円で紅葉が見頃を迎えるのはやはり標高の高い場所。
昨年は高野山で紅葉の走りを楽しんで来ましたが、今回はさらにもっと高い山の紅葉を愛でに出掛けることになりました。

で、やって来ましたのが三重県と滋賀県の県境にある御在所山(ございしょさん)。
鈴鹿山脈を構成する山の一つで標高1212mは御池岳(1247m)に次いで二番目の高山ですが、東麓の「湯の山温泉」から伸びるロープウェイで頂上近くまで簡単に行けるアクセスの良さも手伝って、特に秋の紅葉シーズンには周辺の道路に大渋滞をも引き起こすほどの観光スポットとなっています。

ただ、9月の度重なる集中豪雨で崩落が相次ぎ、周辺の道路に通行止めの箇所ができたことと、さらに10月下旬に大動脈の国道にまたしても崩落による通行止めが発生し、狭い迂回路に大型バスの往来が不可能になるなど、今年は観光客が激減する異常事態に陥っていたのですが、ちょうどこの前日に国道が開通したことから、逆に一気に集中するのではないかという懸念も。おまけに新聞紙上で紅葉が見頃と報じられる駄目押しまで… (^^ゞ

ということで、そうでなくても連休の中日、渋滞は必至と覚悟を決めて、早めの始動で朝6時に大阪を出発。途中、20分ほど朝食休憩をとりましたが8時半頃に無事到着。ロープーウェイの運転が朝9時からということでしたので、さすがにまだ乗場近くの駐車場も埋まりきっておらず、難なく止めることができました。とはいえ、あと30分遅かったら危なかったかも… (^_^;)


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湯の山温泉駅から山上公園駅を見上げる図。
御在所ロープウェイは全長2161m、標高400m地点の山麓から1180mの終点まで高低差780mをおよそ12分で結びます。
昭和34年の開業当初は全長、高低差、最高支柱高ともに世界一の規模だったとか。



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御在所ロープウェイのクライマックと言える1000m付近。
現在も日本一と言われる白の6号支柱の高さは60m超ですが、それに引っ張り上げられている途中のこの地点は真下が谷間になっており、地上からおよそ150mの高さを行く空中散歩は、眼下を見下ろすと高所恐怖症でなくとも軽い眩暈を覚えます(^^ゞ

それにしても、そそり立つ壁のような急峻な山肌、そこに彩りを加える赤や黄色の紅葉…、自然が作り出す特大スケールの美に言葉が出ませんでした。でも、最盛期を知る同行人言わせるとこれでも「まだまだ…」だそうなのですが… (~_~;)



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山上公園駅に到着。
高さをまざまざと感じさせるアングルです。
あいにくと霞んでいて遠望はあまりききませんでしたが、条件の良い時には伊勢湾からセントレアまでも見えるのだとか。



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御在所山の緋色の紅葉はツツジ科が中心。
これにクスノキ科の黄色、針葉樹の緑がごちゃ混ぜになって色彩豊かな紅葉が織り上げられます。



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富士見岩展望台からの眺望。これがまた絶景で…。
しかし、岩場に設えられた展望台ですので(写真はありませんが動画に収録)、足許が危なっかしいのと狭いのとで、一度立ち止まると次はどう足を運んだものかと思わず固まってしまい(汗)、ほんのちょっと移動するだけでも一苦労でした (^^ゞ



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こちら北側の国見岳方面。
御在所山も国見岳も花崗岩質で、太古に堆積した花崗岩が侵食により山肌に現れ、様々な形の巨岩や奇岩が点在しているのが特徴です。



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御在所山の最高峰(もちろん右側)。
ロープウェイからさらにリフトを乗り継ぐことになるのですが、既にこちらは紅葉が終わってしまっていることもあり今回は上らず。なお、左手に見える青い屋根の建物は世界で唯一のカモシカ専門の動物園「日本カモシカセンター」でしたが、施設の老朽化などから2006年に閉園となっています。






ということで、2時間近く山上公園をぶらぶらしたりお茶飲み休憩などして下山。
上りは相乗り満杯だったロープウェイも下りは貸切状態で、今度はゆったりと空中散歩を楽しむことができました。


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上りは身動きがとれず全く見られなかった反対側もバッチリ。
こちらはこれからが紅葉の本番でしょうね。

そして、ロープーウェイを下りてみるとちょっと呆気。
上り客はほとんど並んでませんでした。
混雑必至という読みが外れたのか…と思いきや、さにあらず。

山麓の駐車場が満車になると空くまで次の車は上がって来れないため、自ずと上り客に制限が加わり、ロープウェイの動き始めの頃ほどの勢いでは人が増えないという論理。

いざ車に乗り込み下山すると、対向車線は絶え間なく数珠繋ぎ状態で、近鉄・湯の山温泉駅を過ぎてもまだ長蛇の列が続く大渋滞。あまりの車の動かなさに、決して短くはない山道をえっちらおっちら登る人々も数多く目撃しました。多い時には5時間級とも言われる大渋滞には、電車→バスというアクセスの選択はなきに等しいと言ってもいいでしょうね。

それでもまあ、そこまでしても見たいと思わせる絶景であることも確か。
山上は終り、この日は中腹の上部が見頃だった紅葉はこれから次第に山麓へと移って行き、山の紅葉の宿命で、全山が紅葉の錦という贅沢な状況は望めませんが、11月いっぱいぐらいまでは何とか楽しめそうです。山麓の紅葉の方が紅の紅葉が多くて綺麗という同行人の言もありますし。

しかし、年々予測が難しくなっている紅葉事情。タイミングを合わせるのは中々難しいですが、次の機会があれば中盤から終盤辺りを狙ってみたいですね。


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【このページの写真&動画は平成20年11月2日に撮影したものです】



《メモ》
  御在所ロープウェイ 【地図】
   三重県三重郡菰野町湯の山温泉
   TEL:059-392-2261
   運賃… 大人1200円(往復2100円)、小人600円(往復1050円)
   営業時間… 始発9:00、上り最終16:00(4月~9月は17:00)
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by kiratemari | 2008-11-05 20:35 | ├中部 | Trackback | Comments(0)
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